福工大PR鍋島秀源、明大LO武内慎、早大SH小西泰聖が浦安D-Rocksに新加入。

　ジャパンラグビーリーグワンのディビジョン2に属する浦安D-Rocksは1月10日、福岡工業大学の鍋島秀源（プロップ）、明治大学の武内慎（ロック）、そして早稲田大学の小西泰聖（スクラムハーフ）が新加入すると発表した。

　鍋島は強力なスクラメイジャーで、福工大の2年ぶりの九州学生リーグ優勝に貢献。全国大学選手権大会でも3番をつけて奮闘した。九州共立大学出身で昨年日本代表デビューを果たしたD-Rocksのプロップ、竹内柊平を目標とする。斉藤展士スクラムコーチから指導を受けられることにも感謝し、自身も日本代表を目指す。鍋島は「自分の持ち味であるスクラムで他チームを圧倒し、浦安D-Rocksがデビジョン1に昇格し、日本一になるために尽力します」とやる気に満ちている。

　武内はU20日本代表として国際大会を経験しており、明大では3年時に大学選手権の決勝でもプレーした。4年目の大学シーズンが終わって気持ちはD-Rocksでのチャレンジに切り替わっており、「今年度の目標は、自身の強みであるコンタクトプレーや運動量を活かしシーズン中に一度でも多く公式戦に出場し、チームの昇格、優勝に貢献することです。素晴らしいチーム、環境でラグビーができることに感謝し、ファンの皆さまからの期待に応えられるよう日々努力していきます」とコメントした。

　小西はセブンズユース日本代表として2018年のユースオリンピックで銅メダルに輝いた選手で、早稲田大学では1年時から活躍し、2019年度の大学日本一にも貢献した。2021年1月の大学選手権決勝後、病気で長期間プレーできなかったが、昨秋、約1年8か月ぶりに復活。生まれ育った地元に近いという浦安で、D-Rocksの一員としてラグビーができる喜びをかみしめている。小西は、「新しく、レベルの高いステージにチャレンジできることがとても楽しみです。先輩方やスタッフの方から多くを学び自身の成長に繋げ、チームの力となれるよう、自分にできることを探し、全力で取り組みます。同期と共にチームに良い影響を与え、強いチームである理由をグラウンド内外で体現する存在になります」と決意を述べた。