【PR】復活を遂げたリーチが語る『コンディショニング』の重要性

2019年に股関節の手術をした後、思うように調子が上がらない状態が続いていたリーチ マイケル。しかし今季は本来のキレと力強さを取り戻し、獅子奮迅の活躍を見せている。ベテランと称される年齢に差し掛かる中、いかにしてリーチは復活を遂げたのか。そのプロセスと、アスリートにとってのコンディショニングの重要性を語ってもらった。

ハードワークで本来の姿を取り戻した

　あの頼もしいリーチが帰ってきた。
　2022年。34歳になったリーチ マイケルは、シーズンが深まるにつれて右肩上がりに調子を上げ、秋には圧巻のパフォーマンスを披露して完全復活を印象づけた。その勇姿に歓喜し、胸をなで下ろしたファンはきっと多かっただろう。
　ここ数年はどん底だった。2019年に手術した股関節がなかなか完治せず、コンディションの上がらない日々が続いた。プレーからは躍動感が失われ、表情も沈みがち。年齢のこともあって、「かつてのような輝きを取り戻すのは難しいのではないか」と感じていた人も少なくなかったはずだ。

　リーチ自身、一時はインターナショナルレベルから身を引くことを考えたという。
「もう自分を選ばないでほしいとメールを書いて、送信寸前までいったこともあります。最終的には送らずに消したんですけど。周りの人たちがすごく期待してくれているのに、それに応えられないのが辛かった」
　それでもカムバックをあきらめなかったのは、「悪い状態のままで終わりたくない」という強い思いがあったからだ。絶対にもう一度、本来の自分の姿を取り戻す。年齢やケガを不調の言い訳にしないと覚悟を決め、日々ハードワークを重ねた。すると徐々に、体の状態も上がっていった。

「股関節と膝が痛かったので、ずっと下半身のウエートトレーニングを避けていたんです。今振り返ると、それがよくなかった。痛かったけど毎日スクワットをやって、ランニングのボリュームも上げて、リハビリにもしっかり取り組んだ。正しいトレーニングを継続的にやったことで、コンディションが上がっていきました」

ハードワークに向けて適切な栄養摂取を

　ラグビーは体に大きな負担がかかるスポーツだ。特にリーチのように所属クラブの試合から国際試合まで出場する選手は、年間を通して強度の高いゲームに出場し続けなければならない。そんな過酷な環境を戦い抜く上で重要になるのは、どんなことなのだろうか。
　「キャパシティを広げることが大事だと思います。特に必要なのはフィットネス。レベルが上がれば上がるほど走る量が増えるので、走るキャパシティが小さいとケガをしたり調子を崩したりしやすい。昔は34歳というと別メニューでしたが、僕はそんな扱いをされたくないから、若い選手と同じか、むしろ自分のほうが走れるくらいのレベルを意識しています。それによって、コンディションのブレ幅も小さくなる」

　もうひとつの欠かせない要素は、栄養や水分の摂取だ。水分については過去2年続けて合宿で肉離れを起こしたことから、現在は午前と午後で2リットルずつ、計4リットルの水を毎日飲むようにしているとのこと。また練習前や練習の合間に、こまめにエネルギーを摂ることも大切だという。
「練習ではすごくエネルギーを使うので、疲れてくると集中力が落ちてくる。こまめにエネルギーを摂り、ハードな練習に備えています。」

　そしてそんなシーンにピッタリなのが、リーチも愛用する『リポビタン for Sports』だ。普段から状況や目的に応じてリポビタン for Sportsの製品を使い分けており、練習や試合時でも欠かせないものだという。

　練習前や練習の合間にはリポビタンゼリー for Sportsを飲んで、必ずエネルギーを摂るようにしています。リポビタンアイススラリー for Sportsは夏に最高。暑い時期はゼリーだとすぐ温まってしまうけど、リポビタンアイススラリー for Sportsは凍らせられるので、練習の間に溶けて飲む頃にはちょうどよくなる。冷たいのが最高にいいしすごく気に入ってます。リポビタンパウダー for Sportsやリポビタンショット for Sportsは、ウエイトトレーニングの前などに飲むことが多いですね。リポビタン for Sportsはバリエーションが多くて、シーンに合わせてチョイスできるのがとてもいい。集中力が切れる時が一番ケガをしやすいので、練習の時は他の道具と一緒にカゴに入れて必ず用意するようにしています。」

意識を変えることで、さまざまな好影響が

　ニュージーランドから札幌山の手高校に留学してきた時の身長は178センチで、「周りの1年生とほぼ同じだった」というリーチ。そこから体を大きくするために意識して食事の量を増やし、現在の肉体を手に入れた。「ラグビーはすごくエネルギーを使うので、普通に食べるだけでは絶対に足りない。食べる量を増やすことで体も大きくなるし、疲れにくくなる」と自身の経験を語る。

「やっぱりラグビーの原点は体。だから学生の時からしっかり体を作っておくのはすごく大事だと思います。また、エネルギーチャージに活用できるリポビタンゼリー for Sportsなどの製品が自分の高校時代にあったら、ずいぶん違ったでしょうね。ハードな練習を効果的にやるためには、こまめにエネルギーを摂取しなければいけない。指導者も含めてそうした部分の意識を変えることで、いろんな好影響があると思います」

　ここ数年ハードトレーニングに耐えられる体ではなかったところから、「やっとラグビーが楽しくなってきた」という状態まで復活を遂げたリーチ。学生プレーヤーへ向けてのアドバイスを聞くと、こんな答えが返ってきた。

「自分の体のことは自分の責任だし、ラグビーで強くなるのも自分の責任。ただ、一人で全部やろうとしても限界がある。だからなんでも相談できて、一緒にプランを考えてくれるパートナーを見つけるといいと思います。栄養摂取については、一貫性を持ってやることが大事。こうすればいいと実感できるようになれば、何をしなければいけないかという日々のプロセスも決まってくる。僕自身、もっと早くそれをできていればよかったと思いますね」

「自分はまだまだいい選手になれると思う」と向上心を口にする34歳のリーチ。その真摯な姿勢は、あらゆるプレーヤーにとってお手本となる要素に満ちている。

PROFILE
リーチ マイケル
1988年10月7日、ニュージーランド生まれ。189cm、113kg。ポジションはFL/NO8。札幌山の手→東海大。東芝ブレイブルーパス東京所属。2008年に20歳で日本代表デビューを果たし、2011年、2015年、2019年と3大会連続でW杯に出場。2015年、2019年大会はキャプテンも務め、南アフリカ代表撃破、史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。日本代表キャップ77。

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