国内 2022.12.26
白熱と笑顔。東京スクール、神奈川スクールが後期日程を走り切る。全国ジュニア、全日程終了

白熱と笑顔。東京スクール、神奈川スクールが後期日程を走り切る。全国ジュニア、全日程終了

【第2ブロックB決勝】

東京都RSが19-17で大阪府RS代表に逆転勝ちを収めた。サイズに勝る大阪は、開始キックオフから怒涛の勢いで開始3分にラインアウトモールからトライをもぎ取ってペースを握る。後半6分までに多彩なアタックで連続3トライ、17-0と差を広げた(20分ハーフ)。しかし、東京は気持ちを切らさずボールを動かし続ける。後半10分、13分の連続トライで東京14-17大阪の3点差に迫った。

終盤のおよそ6分間は死闘に。

自陣からもランを仕掛けて運動量で勝負する東京に対し、大阪も確実で重いタックルを見舞い続ける。大阪がボールを奪い返すターンオーバーも二度、三度と見られた。東京の逆転トライはボードの時計が20分を回ってから。グラウンドを横幅いっぱいに使ったパスも挟んで、左スペースをLO佐藤光希が斜めに走り切り、左スミに飛び込んで19-17とした。

●東京都RS代表・貫井淳 団長
「後半はメンバーを変えてテンポアップに徹した。ポッドラグビーよりも、シンプルに走り、ボールを動かし合うテンポの速いアタックを目指してきた。それを最後まで貫いてくれた。所属チームに関係なく、一つのチームになってくれたことがうれしいです」

●大阪府RS代表・中村弘人 団長
「これまでの大会ですべて逆転負け、それも2点差で。数河の大会、この全国予選…。最後に逆転されて負けることが続いて、その経験がプレッシャーになっていたかもしれません」

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