国内
2022.09.26
「俺たちは弱い」から奮起。一戦必勝の流経大が大東大を破り開幕2連勝。
開幕から2連勝とした流経大は、「一戦一戦に懸けて、大東大にも本気で勝つ準備をしてきたので、この勝利は自信になる。次につながるゲームになった」(土居主将)。
土居主将は昨季と今夏の成績を踏まえて、この秋に臨んでいた。
「夏は慶應、関学、京産と戦いいずれも苦しい試合になった。去年も5位ですし、夏を終えてからもう一度『俺らは弱いんだ』と自負した上で、チャレンジャーとして戦おうとリーグ戦に臨みました。まだまだ伸び代しかない。ここからさらに成長できたらと思います」
10月2日の日大戦に向けては、ディフェンスが大きな課題となりそうだ。
「(今日の)後半は向かい風と分かっていたので苦しい展開になると予想していましたが、ディフェンスでのペナルティが思ったよりも起きてしまった。そこは修正しないと。(シンビンを受けた)自分自身もまだまだで、まずは自分が守るべきところを守り、やるべきことをやらないといけない。それからチームをオーガナイズできるようにしていけたらと思ってます」
一方の大東大は開幕戦でも法大に逆転負けを許し、2連敗となった。
日下唯志監督はここまでの試合を振り返り、自軍の修正点を挙げる。
「セットプレーの優劣は大きく試合を左右するなと。ラインアウトでボールを獲得したり、スクラムでペナルティを取れれば、すごくいい循環になる。あとは我慢して反則をしない、規律を守ること。その2つをやるだけでもガラッと変われると思ってます」
翌週(10月2日)の相手は、東海大、関東学大を破って快進撃を続ける東洋大だ。日下監督は勢いに乗るチームを警戒しながらも、先の修正点を踏まえて言う。
「相手の分析することももちろん必要ですが、まずは矢印をこちらに向けることが大事だと思ってます」
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