セブンズ 2022.08.01

英連邦競技大会7人制ラグビーを制したのは男子・南ア、女子・豪州。W杯へ向け弾みをつける。

[ 編集部 ]
英連邦競技大会7人制ラグビーを制したのは男子・南ア、女子・豪州。W杯へ向け弾みをつける。
決勝で5トライを挙げ優勝した男子の南アフリカ代表(Photo: Getty Images)


 イングランドのバーミンガムで開催中のコモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)は、現地時間7月31日に7人制ラグビーの順位決定戦がおこなわれ、男子は南アフリカが2大会ぶりに優勝、女子はオーストラリアが金メダルを獲得した。

 7人制ラグビーは7月29日から3日間にわたって実施され、男子は16チームが参加。南アフリカはプールBを圧倒的強さでトップ通過すると、ノックアウトステージではカナダ、オーストラリアを下して決勝に進み、ゴールドメダルマッチでは東京オリンピックチャンピオンのフィジーに31-7で快勝し、歓喜となった。
 9月には南アフリカのケープタウンでワールドカップ・セブンズが開催されることになっており、“ブリッツボックス”の愛称で知られる男たちは同大会へ向けて弾みをつけた。

 女子は8チームが参加し、オーストラリアはプールBで1敗したものの2位通過で準決勝に進出し、永遠のライバルである東京オリンピック金メダルのニュージーランドと激突。7点ビハインドで迎えた後半に2トライを奪い返して逆転し、試合終了間際に不正なプレーをした選手が退出を命じられ苦しくなったがリードを守り切り、前回大会決勝のリベンジを果たした。そして、ゴールドメダルマッチではプールステージで敗れていたフィジーを22-12で下し、コモンウェルスゲームズ初優勝となった。

 なお、銅メダルは男女ともニュージーランドが獲得した。

表彰式で金メダルを首にかけ笑顔の女子オーストラリア代表(Photo: Getty Images)

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