各国代表 2022.07.03

アルゼンチンがチェイカ新体制の初陣で勝利 11年ぶりにスコットランドを下す

[ 編集部 ]
アルゼンチンがチェイカ新体制の初陣で勝利 11年ぶりにスコットランドを下す
前進を試みるアルゼンチンのパブロ・マテーラを懸命に止めようとするスコットランド(Photo: Getty Images)


 来年のラグビーワールドカップで日本代表と同組に入るアルゼンチン代表が、マイケル・チェイカ ヘッドコーチ率いる新体制となって臨んだ初陣を勝利で飾った。地元フフイにあるエスタディオ23デアゴストで現地時間7月2日、スコットランド代表と対戦し、26-18で競り勝った。
 アルゼンチンがスコットランドに勝ったのは、2011年のワールドカップ以来、11年ぶり。

 序盤は両チームともペナルティゴール(PG)で得点を重ね、6-6で迎えた前半30分、アルゼンチンはすばやいパス回しからLOグィド・ペティの力走で敵陣深くに入り、クイックリサイクルで攻め込んでゴールに迫り、CTBヘロニモ・デラフエンテが最初のトライを挙げた。
 35分にはカウンターでFBフアン・クルス・マリアのブレイクスルーからチャンスとなり、サポートもついてSOサンティアゴ・カレーラスがフィニッシュ。18-6となった。

 一方、スコットランドは48分(後半8分)、敵陣深くに入ってアドバンテージを得て攻め込み、CTBマーク・ベネットがトライを奪い返した。54分にもゴールに迫り、シザースからFBロリー・ハッチンソンがディフェンスを抜けて得点し、コンバージョンも成功で18-18の同点となった。

 しかし、アルゼンチンは直後、リスタートのキックオフボールを確保して攻め込み、SHゴンサロ・ベルトラノウがインゴール左隅に押さえ、勝ち越しのトライが認められた。そして、アルゼンチンは70分にもPGで加点し、指揮官に初勝利をプレゼントした。

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