日本代表の2022テストシリーズ始まる。“昇格”目指す男たちがウルグアイ代表に挑む。
一方、ウルグアイ代表は、海外のクラブに在籍する主力選手の数人が今回来日しておらず、フランスでプレーするCTBのニコラス・フレイタスとフアンマヌエル・アロンソ(リザーブ)以外、21人が自国のペニャロールに所属する選手たち。それでも、ペニャロールはアルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ブラジル、コロンビア、パラグアイのチームが競う南米プロリーグ『スーペルリーガ』で今年初優勝しており、長期間一緒にプレーしているためコンビネーションもよく、簡単な相手ではなさそうだ。
先発するHOギジェルモ・プハダス、FLサンティアゴ・シヴェッタ、NO8マヌエル・アルダオ、SHトマス・インシアルテ、SOフェリペ・エチェヴェリー、CTBのアンドレス・ヴィラセカ、ニコラス・フレイタス、FBロドリゴ・シルヴァは2019年のワールドカップに出場しており、釜石でフィジー代表を下したときに12番をつけて歓喜したヴィラセカが今回のツアーでキャプテンを務める。
そして、南米初の代表100キャップ到達まであと3つと迫っているユーティリティFW(LO/FL/NO8)のディエゴ・マニョはリザーブに名を連ね、同じくワールドカップ経験者であるPRフアン・エチェヴェリアもベンチで待機する。
ウルグアイ代表のエステバン・メネセス ヘッドコーチは、「我々のチームは優秀であり、自分たちがやってきたことに対して十分に納得している。若い選手と経験豊富な選手が混ざったチームであり、どんな試合展開であっても自分たちの最大限の力を出さなければならない相手に向かって、成長し続ける絶好の機会だと思う。新しい世代の登場はウルグアイラグビーにとってとても重要。2018年のアルゼンチンユース選手権で戦ったアカデミーの第一世代のうちの何人かが今回のスコッドに含まれ、彼らの成長を目の当たりにすることは素晴らしいことだ」とコメントした。
<6月18日 ウルグアイ代表 試合登録メンバー>
1.マティオ・ペリロ(ペニャロール/1 cap)
2.ギジェルモ・プハダス(ペニャロール/18 caps)
3.イグナシオ・ぺクロ(ペニャロール/4 caps)
4.エリック・ドサントス(ペニャロール/8 caps)
5.カルロス・デウス(ペニャロール/―)
6.ルカス・ビアンキ(ペニャロール/―)
7.サンティアゴ・シヴェッタ(ペニャロール/16 caps)
8.マヌエル・アルダオ(ペニャロール/14 caps)
9.トマス・インシアルテ(ペニャロール/22 caps)
10.フェリペ・エチェヴェリー(ペニャロール/11 caps)
11.バルタサール・アマヤ(ペニャロール/1 cap)
12.アンドレス・ヴィラセカ(主将/ペニャロール/66 caps)
13.ニコラス・フレイタス(ヴァンヌ/46 caps)
14.マテオ・ヴィニャールス(ペニャロール/1 cap)
15.ロドリゴ・シルヴァ(ペニャロール/68 caps)
〔リザーブ〕
16.エミリアーノ・ファッセニーニ(ペニャロール/―)
17.エドゥガルド・ベニテス(ペニャロール/37 caps)
18.フアン・エチェヴェリア(ペニャロール/59 caps)
19.ディエゴ・マニョ(ペニャロール/97 caps)
20.トマス・エチェヴェリー(ペニャロール/―)
21.サンティアゴ・アルバレス(ペニャロール/―)
22.フアンマヌエル・アロンソ(ブリーヴ/1 cap)
23.ホセマリア・イルレギ(ペニャロール/1 cap)