国内
2022.04.29
レメキに4試合出場停止処分 ディビジョン1残留争うNECグリーンロケッツ東葛に大打撃
ジャパンラグビー「リーグワン 2022」のディビジョン1で最下位と苦しみ、入替戦出場の可能性があるNECグリーンロケッツ東葛だが、キープレーヤーのひとりであるレメキ ロマノ ラヴァを欠いて今季残り試合を戦うことになった。
リーグ主催者は4月28日、同選手に4試合出場停止の処分が決まったと発表した。
プレスリリースによると、4月24日におこなわれたNECグリーンロケッツ東葛×NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安の試合で、レメキは後半25分に相手選手に対して肩の線よりも高い部位へのタックルをしており、それについて同試合のサイティング・コミッショナーから報告があり、ジャパンラグビー リーグワン2022シーズン公式戦実施要項第38条ならびに、日本ラグビーフットボール協会「不正なプレーに対する制裁に関する規程」に基づき、4試合出場停止の処分が決定。
レメキは2019年のワールドカップでも活躍した日本代表選手であり、グリーンロケッツでは今季実戦11試合中10試合に先発してゲームキャプテンを務めることも多く、本職のWTBだけでなくSO、CTB、FBでもプレーできる万能選手なだけに、シーズン大詰めでの出場停止はチームにとって大きな痛手となる。
レメキはレギュラーシーズン残りの第15節と16節はプレー不可で、グリーンロケッツが入替戦に回った場合も第1戦・第2戦とも出場できない。