クリーンファイターズ山梨、今季のスローガンは「覚悟」。クリスチャン・ロアマヌも加入。
2022年度シーズンのスローガンは『覚悟』。
そこには、戦う覚悟、変わる覚悟、上を目指す覚悟がある。
4月16日、クリーンファイターズ山梨が新体制とスローガンを発表した。
冒頭のようなスローガンを掲げて、加藤尋久監督(GM兼務)が率いるチームは戦いに挑む。新シーズンの舞台は、トップイーストリーグのBグループだ。
スローガンは、選手全員で考えた。
昨シーズン足りなかったものはなにか、今シーズン一番必要なものはなにか。その問いかけに選手全員が出した答が『覚悟』の2文字に凝縮されているという。
覚悟をもって鍛える。戦う。
新入団選手も発表された。その中に、日本代表キャップ16を持つクリスチャン・ロアマヌ(35歳/CTB・WTB)もいた。
トンガ出身。正智深谷高校から埼玉工業大学へ進学し、東芝ブレイブルーパスに加わった。
不祥事で日本ラグビーを離れた後は、フランスのトゥーロンやイタリアのベネトン・トレヴィーゾ、英・プレミアシップのレスター・タイガース、仏・エクサンプロヴァンスでプレー。
2018年からは台北の台北バブーン(1990年代にフランスからの駐在員によって設立)、ファイブウッズ(日本からの駐在員や日本、台湾の両国に関係のある人たちで構成)というクラブチームでプレーしていたようだ。
本人は新天地での新しい門出に「いいチームを作りたい。勝ちたい気持ちでいっぱい」と抱負を口にしている。
ロアマヌ以外にも、FWに天理大から池田将大(184cm、113kg)、山梨学院大から園田勝太(189cm、125kg)、BKに愛知学院大から中島佳祐(163cm、85kg)、三重・朝明高校から太田靖(176cm、70kg)が入団した。
チームは5月22日に第44回 UTY招待ラグビーで山梨学院大と戦う(JITリサイクルインクスタジアム)。
その後、トップイースト春季トーナメント戦(8月頃の予定)などを経て、秋のトップイーストリーグ戦(グループB)に臨む。