セブンズ 2022.04.17

ワールドシリーズ第6戦・バンクーバー大会、男子セブンズ日本代表はプール戦3連敗

[ 編集部 ]
ワールドシリーズ第6戦・バンクーバー大会、男子セブンズ日本代表はプール戦3連敗
NZ戦でハンドオフから突破しようとする盛田気(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 男子7人制ラグビー(セブンズ)の強豪国が競う「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2022」は、第6ラウンドとなるバンクーバー大会(カナダ)が現地時間4月16日に始まり、男子セブンズ日本代表は初日のプール戦で3戦全敗に終わった。2日目は9位以下のトーナメントに臨む。

 プールBに入った日本は初戦でニュージーランドと対戦し、14-40で敗れた。
 前半5分に共同キャプテンのひとりである石井勇輝が朝長駿とのシザースで抜けてゴールに持ち込み、相手にイエローカードが出て数的有利だった後半の3分にも得点したが、前週のシンガポール大会で準優勝だったニュージーランドに6トライを奪われた。

 2戦目はサモアに10-35と完敗。
 初戦に続き、開始から約30秒で失点すると、強さと速さを兼ね備え、アグレッシブで、キックも巧みに使ったサモアの選手たちにトライを重ねられた。
 日本はハーフタイム前に福士萌起が左サイドを振り切ってゴールに持ち込み、後半4分にもテンポよくつないでシタレキタウファ・マキシがトライを挙げたが、そこまで。

 そして、プールBの最終戦ではウェールズに14-19で競り負けた。
 日本は前半4分に朝長がタッチライン際で粘り、盛田気がサポートして津岡翔太郎につなぎ先制したが、1分後にディフェンスを破られ同点とされると、7-7で迎えた後半の立ち上がりにエラーと反則が続いてウェールズに勝ち越された。その後も相手にボールをキープされて点差を広げられ、試合終了間際に津岡がトライを奪い返したが、リスタートの時間は残っておらず、惜敗となった。

 日本は9位以下のトーナメント初戦で、プールC3位だったホスト国のカナダと対戦する。

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