国内
2022.03.31
ファイナル練習試合は、総合力でヒガシに軍配! 東福岡37-10報徳学園
8分のトライは中盤左のラインアウトから、タッチライン間を一往復して攻めた左の端。長身のFL中川一星が抜け、回り込んできたSO高本とわがサポートしてインゴールへ飛び込んだ。
14分、10-5と勝ち越すトライでは、中央のラック横を突破。FL大川虎拓郎がまたいだボールを持ち出して相手タックラー二人を引きつけ、FB石原幹士にオフロードでつないでフィニッシュした。
ワイドな攻撃で1対1の場面を作りスペースを脅かす。相手の間隔を広げると、今度は中央を突いて分厚い縦のサポートでトライを次々ともぎ取った。
ハーフタイムには全メンバーを入れ替えた報徳も、局面では攻守に良い場面を作った。準決勝までと変わらず仕掛けた果敢な大外へのスピード勝負は、今後ますます楽しみだ。相手のランナーや球際に思い切りよく入っていくディフェンスは他チームにない武器だろう。東福岡にイエローカードが出た終盤の時間帯にはアタックが加速、タッチ際でWTBを走らせ、意地のトライを挙げた。
この練習試合の動画は、埼玉WKのYouTubeチャンネルで配信されている。