国内 2022.03.26

ディビジョン3首位のシャトルズが全勝キープ キューデンヴォルテクスは昇格への道厳しくなる

[ 編集部 ]
ディビジョン3首位のシャトルズが全勝キープ キューデンヴォルテクスは昇格への道厳しくなる

 ジャパンラグビーリーグワンは3月26日、熊本・えがお健康スタジアムでディビジョン3(第9節)の1試合がおこなわれ、首位の豊田自動織機シャトルズ愛知が4位の九州電力キューデンヴォルテクスを27-8で下し、全勝をキープした。

 敗れたキューデンヴォルテクスは3勝6敗となり、1次ラウンドは残り1試合で、ディビジョン2下位チームとの入替戦出場にも関係してくるトップ3入りは厳しい状況となった。

 シャトルズは前半14分、敵陣22メートルライン内でフェイズを重ね、CTBの2人がディフェンダーをひきつけてチャンスをつくると、12番のルテル・ラウララからオフロードパスをもらったSO石田圭祐が抜けて先制した。

 雨の影響によりハンドリングが難しいゲームで、その後、両チームともペナルティゴールでスコアボードを動かし、8-3で迎えた56分(後半16分)、キューデンヴォルテクスがチャンスになりかけたが、シャトルズはCTBジョシュア・ケレビのキックチャージでボールを奪い返し、WTB大道勇喜が約80メートル独走して点差を広げた。

 そして、66分、反則を繰り返したキューデンヴォルテクスにイエローカードが出ると、シャトルズは2分後、FWが1人少なくなった相手に対してスクラムで圧倒し、NO8タリフォロフォラ・タンギパがフィニッシュ。

 意地を見せたいホストチームのキューデンヴォルテクスは72分、CTBサム・ヴァカの力強い走りと相手選手へのプレッシャーでチャンスをつくり、NO8ウォーカー・アレックス拓也がトライを奪い返したが、シャトルズが76分にキックパスからのトライで締めくくり、ボーナスポイントも獲得している。

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