2019W杯で興奮と感動呼んだウルグアイ代表が再び来日へ　6月に日本代表と2連戦決定

　ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチが率いるラグビー日本代表が今年夏におこなうテストマッチは、4試合だ。すでに発表されている7月のフランス代表戦（2試合）前に、6月には東京と福岡でウルグアイ代表と対戦することが決まった。

　日本代表がウルグアイ代表と激突するの2015年以来。過去3度対戦しており、ジャパンの2勝1敗だ。

　「リポビタンDチャレンジカップ2022」としておこなわれる今回、第1戦は6月18日（土）に秩父宮ラグビー場で、第2戦は一週間後の25日（土）にミクニワールドスタジアム北九州で開催される。

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　“ロス・テロス”の愛称で知られるウルグアイ代表は現在、世界ランキング19位で、同10位の日本代表から見れば格下だが、2019年のワールドカップではベスト8以上の実力があると言われたフィジー代表を下し（プールD・釜石）、世界中を驚かせた。来年の大舞台は、すでに予選を突破して3大会連続5回目の出場を決めており、手強い相手であることは間違いない。
　日本代表は2023年のワールドカップでウルグアイと同じ南米勢のアルゼンチン代表と同組に入るため、フィジカルを活かした情熱的なプレースタイルを体験できるのは貴重だ。

　日本ラグビー協会の森重隆会長は、「ウルグアイ代表は、アメリカ地区1代表としてラグビーワールドカップ2023の出場権を獲得している成長著しい強豪チームであり、日本代表との対戦は7年ぶりとなります。ウルグアイ代表がフィジー代表を30－27で倒した、ラグビーワールドカップ2019釜石会場でのあの劇的な試合の感動と興奮は、忘れることができません。ラグビーワールドカップ2023に向け成長を続ける日本代表チームの姿を、スタジアムで多くのファンの皆様へ御覧いただけますことを、楽しみにしております。関係者の皆様の多大なるご尽力により、夏の国際試合4戦を日本のファンの皆様の前で開催できますことを、心より感謝し改めて御礼申し上げます」とコメントした。

　ウルグアイラグビー協会のサンティアゴ・スリンガル会長は、「ウルグアイ代表にとって、日本のような素晴らしいチームと2試合おこなえる機会をいただけましたことは、次のラグビーワールドカップへの準備として、とても重要であると考えております。ブレイブブロッサムズ（日本代表）は近年最も成長しているエリートチームのひとつであり、間違いなく私たちの見本となるチームです。2019年のラグビーワールドカップで忘れられない経験をさせてくれた日本を再び訪れることができますこと、また私たちを温かく受け入れてくれた国ですので、とても嬉しく思います。私たちはこのような大事な試合をおこなうために、また日本に戻れますことを非常に楽しみにしています」とコメントした。