その他 2022.03.04

“リアル”ラグビーをこの手で操る興奮。『RUGBY22』プレイリポート

[ 編集部 ]
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“リアル”ラグビーをこの手で操る興奮。『RUGBY22』プレイリポート
リアルな世界観でトライの興奮を味わう

PlayStation®4、PlayStation®5 で楽しめる本格ラグビーゲーム『RUGBY22』が2022年3月3日に発売される。すでにトレイラー映像も公開されており、心待ちにしているラグビーファンも多いだろう。
世界観や操作性において限りなく”本物”に近づいたとされる本作を発売前にプレイできる機会を得た。プレイヤーはこのゲームの中で、どんなラグビーを体験できるのだろうか。

チーム選択画面。オールブラックス対ワラビーズの伝統の一戦ができる。

リアルなラグビーが広がる世界観

このゲームが”本格的”と表現されるポイントの一つが、登場するチームや選手のリアリティだ。公式ライセンスを取得した10のナショナルチームは実際のロゴマーク、ジャージー、選手名が収録されている。
前作『RUGBY20』に引き続き、日本代表は実名でゲームに登場。プレイヤーは桜のジャージーを着た2021年秋スコッドの選手たちを実名で操作できる。
さらに今作から世界屈指の強豪かつ人気チームである、ニュージーランド代表”オールブラックス”とオーストラリア代表”ワラビーズが”ラインナップされた。ゲームの中でブレディースロー・カップを開催し、自らプレイすることもできる。
クラブチームではフランス「TOP14」の14チーム、「ProD2」の16チームが実名で登場する。クレルモンの先発フルバックは、松島幸太朗だ。

トレーニングモードのパス練習。ポイントを教えてくれる

試合の前に、まずは練習から始めよう。「トレーニング」モードでは、基本的な操作とスキルをチュートリアルで学びながら身につけることができる。
このモードで練習できるメニューはパス、タックル、ラック、スクラム、モール、ゴールキック、ラインアウト、セットプレーの8つ。画面上で操作方法やヒントをレクチャーしてくれるので、ここでボタンとアクションをしっかりとインプットすることをおすすめしたい。

戦術の設定画面。組織的なタクティクスが可能に

チームを指揮するタクティクスに感じた興奮

操作方法を学んだら、早速実戦にチャレンジだ。「クイックマッチ」ではシングルプレイ、マルチプレイが楽しめる。
対戦チームや環境設定を整えて、いざキックオフ。『RUGBY22』では、ラグビープレイヤーの基本的なアクションであるラン、パス、キック、タックルを自分のコントローラーで操作でき、さらにプレイヤーの緻密な戦略や意図を表現することが可能だ。

パスは左側ならL1ボタン、右側ならR1ボタンが割り当てられている。ボタンを押す時間によってパスの距離が変わるため、長く押しこめば飛ばしパスができる。
ランニングプレイヤーは左スティックで動かしながら、R2でダッシュをしたり、L2でコンタクトをしたり、右スティックでステップを切ったりと様々なアクションが可能だ。
フィールドプレー時の陣地獲得やキックパスにも使えるパントキックは×、ラインブレイクに有効なグラバーキックは○、さらに△のドロップキックでドロップゴールも狙える。ラック形成時は□でハーフの位置からボックスキックを蹴れる。
タックルは相手に接近してから○を押す。タイミングが重要で、もしミスタックルをしてしまったら、もう一度トレーニングモードに戻って練習を重ねよう。

ラックでR3ボタンを押し込むと「セットプレー」が選択可能になる

実際のラグビーと同じく、『RUGBY22』で勝利するためにはタクティクスと組織力が求められる。プレイヤー自らが設定できる「戦術」は、アタック・ディフェンスともに自チームの選手たちのポジショニングを詳細にコントロールすることで、チームの総合力を高めるための手段となる。
展開の中でチーム全体の動きをオペレーションしたいときは、試合中に十字キーを押すことでラインを敷くサイドや幅、深さを決められる。相手ディフェンスラインの穴を見つけて、手薄なサイドに攻め込むようなアタックが展開できるのだ。逆にディフェンス時はライン位置に加え、プレッシャーの速さも変えられる。
さらに、ラックが作られて連続攻撃ができるとき「セットプレー」のコマンドを使えばサインプレーによるアタックが可能となる。狙い通りに決まれば、ビッグゲインのチャンスを得られるだろう。

自分ひとりが、指揮者のようにチーム全体を正確にコントロールしながらラグビーを楽しむ機会というのは、なかなかない。
タクティクスを組み立てながら相手陣内に攻め込み、オフロードパスをつなげてトライが決まったときは、文字通り手に汗握る格別の興奮を感じられた。『RUGBY22』はラグビーというスポーツの、これまでとは異なる楽しみ方を与えてくれるツールなのかもしれない。

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