国内 2021.12.12

全国大学ラグビー選手権大会 同志社大が朝日大を下し4回戦へ

[ 編集部 ]
全国大学ラグビー選手権大会 同志社大が朝日大を下し4回戦へ
4トライを挙げた同志社大のWTB大森広太郎(撮影:平本芳臣)


 第58回全国大学ラグビー選手権大会の3回戦が12月12日に東大阪市花園ラグビー場でおこなわれ、同志社大学(関西大学Aリーグ4位)が朝日大学(東海・北陸・中国・四国地区代表)に46-7で勝ち、4回戦進出を決めた。

 同志社大は前半10分、ラインアウトからモールで押し込み先制すると、19分にはSO嘉納一千がディフェンスに切り込み、WTB大森広太郎につないでトライ。27分にもゴールに迫り、FWが近場を突いたあと大きくボールを動かし、またも大森がフィニッシャーとなった。同志社大はハーフタイム前にもチャンスとなってラインアウトからモールでゴールに迫り、最後はHO西濱悠太がインゴール右隅にねじ込み、24-0で折り返した。

 後半になっても関西の古豪は手を緩めず、47分(後半7分)、カウンターラックでボールを奪い返したあと、すばやい攻撃でLO依藤隆史からオフロードパスをもらったCTB岡野喬吾が抜け、ゴールに持ち込み加点した。

 一方、31点差をつけられた朝日大だが、それでもアグレッシブに挑み続け、60分にNO8サムエラ・ワカヴァカが力走すると、サポートもついて連続攻撃で敵陣深くへ入り、最後はSH鈴木大気がギャップを突いてトライゲッターとなった。WTBプスパコム・ピーラナツのコンバージョンも成功。

 しかし、同志社大は66分、ラインアウトからモールで押し切り加点し、70分にはスピーディーな継続ラグビーで大森がハットトリック。試合終了前にはまたも大森がフィニッシュしてチーム8トライ目を挙げ、朝日大を退けた。

 勝った同志社大学は18日、東大阪市花園ラグビー場でおこなわれる4回戦で大東文化大学(関東大学リーグ戦1部 3位)と対戦する。

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