ワールドカップ 2021.11.26

2027年W杯開催地はオーストラリアが最優先候補 2031年大会はアメリカが有力に

[ 編集部 ]
2027年W杯開催地はオーストラリアが最優先候補 2031年大会はアメリカが有力に
豪州ラグビーW杯招致エグゼクティブディレクターのフィル・カーンズ氏(左)と豪州ラグビー協会CEOのアンディ・マリノス氏(Photo: Getty Images)


 ラグビーの国際統括団体であるワールドラグビーは11月24日、2027年のワールドカップ(男子)の開催地について、オーストラリアを最優先候補に指名したと発表した。
 2027年大会のホストにはロシアも名乗りを上げ、アメリカも2027年大会と2031年大会の両方に立候補していた。2031年大会はアメリカを最優先に協議していくという。

 2025年の女子ワールドカップの開催地はイングランドが最優先候補になった。

 ラグビーワールドカップは、男子の次の大会は2023年にフランスで開催され、新型コロナウイルスの影響で1年延期となった次の女子大会は2022年にニュージーランドでおこなわれる予定。

 2025年と2029年の女子大会、そして、2027年と2031年の男子大会の開催地は、来年5月に同時に正式決定することになっており、選考プロセスは今年2月から始まっていた。

 オーストラリアは過去、1987年の第1回ラグビーワールドカップをニュージーランドと共同で開催し、2003年大会を単独で開催し成功させた実績がある。
 アメリカは7人制のワールドカップを2018年にサンフランシスコで開催したことはあるが、世界三大スポーツイベントのひとつと言われる男子15人制のラグビーワールドカップのホストになったことはまだない。

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