国内
2021.11.18
宗像サニックスに東京五輪銀メダルの世界的セブンズスター、スコット・カリーが入団。
宗像サニックスブルースがセブンズ(7人制ラグビー)の世界的スターを獲得した。11月18日、オールブラックス・セブンズ(7人制ニュージーランド代表)で共同キャプテンを務め、東京2020オリンピックで銀メダルに輝いたスコット・カリー(33歳)の2021年度新入団を公式発表。また、石見智翠館高校、関西大学出身でニュージーランド留学の経験もあるSO/FB竹中太一(25歳)も宗像サニックスブルースの一員となる。
カリーは10年以上セブンズの舞台で活躍し、ワークレートの高さとスタミナで知られる。ニュージーランドの年間最優秀男子セブンズ選手に選ばれること3回、今年はワールドラグビーの年間最優秀セブンズ選手賞にノミネートされている世界的なスターである。長くセブンズに専念していたため15人制の経験は少ないが、昨年はベイ・オブ・プレンティの一員として国内大会のマイター10カップに出場している。身長194センチ、体重100キロで、フランカー、ナンバー8、センター、ウィングでプレーできる。
宗像サニックスブルースでプレーしたあとは、来年開催のコモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)やワールドカップ・セブンズへ向けてオールブラックス・セブンズに復帰する予定で、18日にはニュージーランドラグビー協会との契約延長を発表。カリーは、「日本に行くたびに日本がとても気に入ってました。日本でプレーし、住む機会を得ることは、私や家族にとってとてもワクワクすることです。この機会を与えてくれたニュージーランドラグビーにとても感謝しています。来年はオールブラックス・セブンズチームにとってもうひとつの大きな年になるでしょう」とコメントしている。