国内 2021.11.07

桐生第一 7-0 明和県央。ガマンの末、ラインアウト・ムーブからBKで一撃。桐生第一が2大会ぶりV[群馬県花園予選決勝]

[ 編集部 ]
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桐生第一 7-0 明和県央。ガマンの末、ラインアウト・ムーブからBKで一撃。桐生第一が2大会ぶりV[群馬県花園予選決勝]
ヒットの強いタックルの応酬となった60分。桐生第一のタックルが後半のワンチャンスをものにした(撮影:松本かおり)
緑のセカンドジャージーで決戦に臨んだ桐生第一。主将の伊豆純(撮影:松本かおり)
明和県央(白)は連覇ならず。3年生6人で踏ん張り、みんなで成長した(撮影:松本かおり)
昨年は準決勝で敗れている桐生第一。今年も春は3位止まりだったが、最後に巻き返した(撮影:松本かおり)

 第101回を迎える花園(全国高校大会)の群馬県予選決勝が11月6日、敷島サッカー・ラグビー場(前橋)で行われ、桐生第一が明和県央を7―0で破り、2大会ぶり3回目の出場を決めた。

 勝った桐生第一の霜村誠一監督に、メンバーの姿は頼もしく映った。

 両チーム唯一となったトライは後半18分に桐生第一が決めた。お互いにプライドをかけた防御が光る中、ラインアウトからのアタックで、CTB矢内大翔③が防御ラインを突破、そのままインゴールへ飛び込んだ。明和県央がこの日、初めて見せたセットプレーでの防御の綻びだった。

 桐生第一はその後も落ち着いて、互いにコミュニケーションを取りながら守りを崩さず、攻めるべきは果敢に攻めた。明和県央の得意とするラインアウトからのモールを何度組まれても、巧みにプレッシャーをかけ相手のミスを誘った。後半26分には自陣22メートル付近で反則をとられ、クイックタップから仕掛けられるも、タッチ際の好タックルでピンチを跳ね返した。

 最後は、ボールを持って終了時間をうかがう展開に。桐生第一の1年生FB、渡辺大樹がキックアウトで試合を終わらせた。

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