国内 2021.09.30

新生「ジャパンラグビーリーグワン」の理事長に玉塚元一氏が就任

[ 編集部 ]
新生「ジャパンラグビーリーグワン」の理事長に玉塚元一氏が就任
玉塚元一氏(写真提供:ジャパンラグビーリーグワン)


 来年1月から新たに始まる「ジャパンラグビー リーグワン」の運営法人は9月30日、理事を務める株式会社ロッテホールディングス代表取締役社長の玉塚元一氏(59歳)が10月1日付で理事長に就任すると発表した。

 リーグ運営立ち上げ段階においては、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)との連携が特に重要であるとの観点から、JRFUの森重隆会長が理事長を兼務していたが、今般、一連の一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン(旧JRTL)の立ち上げとJRFUとの連携体制の構築に一定の目途が立ち、次のステップとして組織の自立性と基盤固めが急務である認識が理事会で確認された。その人選にあたっては以下の理由により、理事会にて玉塚氏が推挙され就任が決議された。

(1)多くの企業経営経験や柔軟な発想を持ち、リーグ発展に必要な法人経営や、リーグを形成するチーム母体企業およびリーグを支援くださる事業関連パートナー企業等との連携推進に対し、ラグビーへの情熱をもって高い実行力とリーダーシップが期待できる。

(2)JRTLからの理事であり、主管権委譲の移行期間には共同検討委員会委員長を務めていることから、これまでのリーグの変遷を十二分に理解している。

 玉塚氏は学生時代、慶應義塾體育會蹴球部のフランカーとして活躍し、4年生時には関東大学対抗戦グループにて全勝優勝、全国大学ラグビー選手権大会で準優勝を果たしている。
 ファーストリテイリング社長、ローソン社長などを歴任し、今年6月にロッテホールディングス社長に就任した。

 ジャパンラグビーリーグワンの新理事長となる玉塚氏は、「日本のラグビーを益々発展、強化するための要は、リーグワンの成功だと思います。選手、チーム、地域、そしてファンの皆様を常に中心に考え、本リーグを応援いただくスポンサー企業、共同パートナーである日本ラグビーフットボール協会の皆様としっかり連携し、リーグの成功に邁進する覚悟です。ご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます」とコメントした。

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