宗像サニックスに牧野内翔馬ら5選手加入。小野晃征は引退
戦力がますます充実してきたぞ。
リーグワン、ディビジョン3からの浮上を目指す宗像サニックスブルースが9月22日に追加入団選手と追加退団選手の発表をした。
シャイニングアークス東京ベイ浦安からLO/FL牧野内翔馬が加わる。
牧野内は26歳。東福岡、法大で磨かれた。高校日本代表、U20日本代表、ジュニア・ジャパンなど、トップの舞台を経験してきた好プレーヤーだ。
189センチ、110キロとサイズも恵まれ、パワー、テクニックともレベルが高い。
廃部となったコカ・コーラからFL/NO8花田広樹も加わる。花田は牧野内と同い年で、高校時代はチームメートだった。
福大に進学後、コカ・コーラへ。185センチ、100キロ。パンチがありインパクトあるプレーをする。
LOに大型選手も加わった。
南アフリカ出身のジャン・ドローストは2メートル。クボタ、NECにも在籍した。
クボタから、韓国代表経験者のLO金昊範(きむ・ほぼむ)も入る。198センチ、111キロの重量級だ。
NZのワイカト代表(国内選手権)からSO/FBコビー・ミルンも宗像にやって来る。192センチの大型BK。まだ22歳だ。
ミルンの父・ステファンさんは、マツダ、鐘淵化学でプレーしていた人。日本代表キャップ5を持つ。
さびしいのは、SO小野晃征が退団することだ。現役引退となる。
小野はNZ育ち。19歳で来日し、日本でのキャリアはサニックスで積み重ねた。
2007年のワールドカップに出場したときは20歳だった。
2012年にサントリーへ移籍し、同チームのトップリーグ制覇、日本一に貢献。2015年のワールドカップでは南アフリカを撃破した試合で背番号10を背負った。日本代表キャップ34を持つ。
2020-2021年シーズンに宗像サニックスに復帰も、ケガで思うようにプレーできず、今回の判断となった。
新しい生活を始める。生活拠点を置くNZと日本を行き来することになりそうだ。