国内 2021.08.26

三重とこわか国体、感染爆発のなか中止が決定。国体は2年連続、障害者大会は3年連続の中止

[ 編集部 ]
三重とこわか国体、感染爆発のなか中止が決定。国体は2年連続、障害者大会は3年連続の中止

 日本スポーツ協会は8月26日、開催を予定していた「第76回国民体育大会(三重とこわか国体)」「第21回全国障害者スポーツ大会」を中止することを正式に決定した。

 本大会は9月25日から10月5日に予定されていた。国体は2年連続、障害者大会は3年連続の中止になる。

 ラグビーでは通常、女子、成年男子、少年男子(高校生)のカテゴリーに分けられた各県の代表が、各ブロックで地区の代表を決め、本選を行っていた。

 東北、四国、北信越の各ブロックではすでにブロック予選(ミニ国体)が行われていたが(8月19-21)、本選が中止となった。

 スポーツ協会の伊藤雅俊 会長はコメントを発表。

「可能な限り、大会を開催するために様々な感染防止対策を講じようとご検討いただいておりましたが、この状況において、三重県の鈴木知事が中止の判断をされたことは、やむを得ないと考えます。県内の皆様はもちろんのこと、全国から集う選手・監督、役員を含め、国体に関わるすべての皆様の安全を確保するための方策を万全に期することは極めて難しく、昨年に続き、苦渋の決断となりますが、中止することに同意しました」

 中止となった三重とこわか国体は、2027年に開催される見込み。昨年、中止(延期)の鹿児島国体は、2023年に予定されている。

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