セブンズ 2021.07.27
【東京五輪】アルゼンチン6人で南ア倒した! 英国は21点差逆転、NZとフィジーも準決勝へ

【東京五輪】アルゼンチン6人で南ア倒した! 英国は21点差逆転、NZとフィジーも準決勝へ

[ 編集部 ]
米国のケヴォン・ウィリアムズにプレッシャーをかける英国のアレックス・デーヴィス(Photo: Getty Images)

 2016年のリオデジャネイロオリンピックで銀メダルだったイギリスは、準々決勝でアメリカと対戦し、21点ビハインドから逆転して26-21で歓喜となった。

 前半5分まではアメリカのペースだった。序盤、パワフルなダニー・バレットがハンドオフからゴールへ抜け、先制すると、3分20秒にもパワーとスピードでイギリスのディフェンスを崩し、ペリー・ベイカーがインゴールに持ち込んだ。さらに、リスタートのボールを確保したアメリカはベイカーが連続トライを決め、21点リードとした。

 しかし、イギリスはハーフタイム前に7点を奪い返し、後半の戦いにつなげると、後半開始早々、反則を犯したアメリカの選手にイエローカードが出て、流れは変わった。
 その直後、数的有利となったイギリスは難なくゴールラインを割って点差を詰める。勢いづいて3分過ぎにもトライを挙げ、21-21と追いついた。

 そして後半4分過ぎ、イギリスはハーフウェイ付近でPKを得ると、速攻を仕掛けてダン・ノートンがゴールへ駆け抜け、これが決勝点になった。

 ペリー・ベイカー、カーリン・アイルズという世界最速クラスの2大スターを擁した第4シードのアメリカだったが、準々決勝でまさかの逆転負けとなり、9位に終わった前回大会に続き、またしてもオリンピックの舞台でメダルを獲得することはできなかった。

逆転負けに呆然とするアメリカのカーリン・アイルズ(Photo: Getty Images)

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