日本代表PR具智元の移籍先は神戸製鋼! 山本幸輝、小瀧尚弘らもコベルコスティーラーズ加入
2020-21シーズン後にHonda HEATを退団した日本代表PRの具智元が、神戸製鋼コベルコスティーラーズに加入することが7月9日に発表された。
具は2019年のラグビーワールドカップで日本代表初のベスト8入りに貢献したメンバーのひとりで、今夏の欧州遠征でもブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦とアイルランド代表戦で背番号3をつけて奮闘した強力なスクラメイジャー。注目されていた移籍先が決まり、「伝統ある神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団できることをとても嬉しく思います。チームに必要とされることを誇りに思い、勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。一日一日を大切に全力でチャレンジすることで、さらに成長した姿を見せたいと思います」とコメントした。
そして、同じく日本代表キャップ保持者であるPR山本幸輝とLO小瀧尚弘もチームを移り2021年度コベルコスティーラーズ入りが決定。
ヤマハ発動機ジュビロからの移籍となる山本は、「関西出身ということもあり、このチームに入ることをとても嬉しく感じています。良いメンバーが多数いるなかで、自分自身が成長するためにチャレンジしていきたいと思います。スクラムには自信があるので、チームの勝利に貢献できるようエナジー全開で頑張ります」と意気込む。
東芝ブレイブルーパスを離れて新天地に神戸を選んだ小瀧は、「チームの優勝に貢献できるように頑張ります。私個人として、もう一度日本代表を目指す覚悟です。ラグビーはもちろん、オフフィールドでも全力を出し切ります!」と抱負を述べた。
さらに、昨季まで豊田自動織機シャトルズでプレーし、セブンズ日本代表の経験もあるトコキオ ソシセニもコベルコスティーラーズの一員となる。
フィジー出身選手らしい柔らかい走りと強さも魅力的なNO8のトコキオは、「ラグビーキャリアの新たな一歩を踏み出すことを本当に楽しみにしています。新たな環境での挑戦も非常に楽しみです。チームメイトやスタッフからの学びを自身の成長につなげ、コベルコスティーラーズのためにプレーしたいと考えています」とコメントした。
そして、宗像サニックスブルースを退団したHO王鏡聞とLO寺田桂太もコベルコスティーラーズ加入が決定。王は「責任ある行動を心掛け、一日でも早く赤のジャージーに袖を通せるよう努力します」と述べ、寺田は「いつも私を支えて下さっている方々に感謝し、目標である日本一のために精進してまいります。一日一日を大切に過ごし、皆さんと関われる日々を楽しみにしています」とコメントした。