海外 2021.06.27

ハーレクインズ4位からの下克上で9季ぶりにプレミアシップ優勝! エクセター連覇ならず

[ 編集部 ]
ハーレクインズ4位からの下克上で9季ぶりにプレミアシップ優勝! エクセター連覇ならず
激闘を制したハーレクインズ。力を出し切り倒れているのはPRジョー・マーラー(Photo: Getty Images)


 ラグビーのプレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)は現地時間6月26日、ロンドンのトゥイッケナムスタジアムでプレーオフ決勝がおこなわれ、レギュラーシーズン4位通過のハーレクインズがディフェンディングチャンピオンのエクセター・チーフス(同2位)を40-38で破り、9季ぶり2度目の優勝に輝いた。

 ハーレクインズは、準決勝でレギュラーシーズン1位通過のブリストル・ベアーズを相手に28点ビハインドから追いつき、延長に持ち込んで大逆転勝利を収めていたが、決勝でも粘り強さを発揮。

終盤に2トライを挙げ優勝に貢献したルイス・ライナー(Photo: Getty Images)

 6季連続ファイナル進出のエクセターに12点差をひっくり返されたものの、ハーレクインズは26-31で迎えた71分(後半31分)、連続攻撃をWTBルイス・ライナーがフィニッシュし、SOマーカス・スミスがコンバージョンを決めて逆転。オーストラリアのレジェンド、マイケル・ライナーの息子である20歳のルイス・ライナーは75分にもトライを挙げ、SOスミスがゴールキックで2点を追加した。

 連覇をあきらめないエクセターは77分にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの一員でもあるスコットランド代表主将のFBスチュアート・ホッグがトライを奪い返し、コンバージョンも成功で2点差としたが、ハーレクインズがリードを守り切り、歓喜の瞬間を迎えた。

今季限りでハーレクインズを退団するマイク・ブラウン(中央)も仲間と優勝を喜んだ(Photo: Getty Images)

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