ワールドカップ 2021.05.28

2022年に開催延期となったラグビーワールドカップ2021(女子)の試合日程決まる。

2022年に開催延期となったラグビーワールドカップ2021(女子)の試合日程決まる。
昨秋、国内でスコッド内強化試合を実施した女子15人制日本代表。写真は南早紀主将。(撮影/松本かおり)

 開催が2022年秋に延期となっていたラグビーワールドカップ2021(女子15人制ワールドカップ)の大会スケジュールがあらためて決定した。
 同大会はニュージーランドで開催され、オークランド、ファンガレイ(ともに北島)が戦いの舞台となる(オークランドは2つのスタジアムを使用)。

 大会は10月8日(土)に開幕する。オープニングマッチで南アフリカとフランスが対戦する。
 同国最大のスタジアム、イーデンパークで開幕日の試合はおこなわれる。14時15分キックオフのオープニングマッチに続き、大会初出場となるフィジーがイングランドと戦い(16時45分キックオフ)、19時15分からは前回大会優勝国で主催国のニュージーランドがオーストラリアと戦う。
 大会初日からエキサイティングな試合が展開されるだろう。

 日本は予選を突破してアジア1位となった場合、10月9日(日)のカナダ戦が初戦となる。
 同15日(土)のアメリカ戦までの2試合をファンガレイで戦い、同23日(日)のヨーロッパ1位との戦いはオークランドのワイタケレスタジアムでおこなわれる。

 同大会は当初の予定を変更し、全試合が週末開催となった。また、プールステージは試合の重複がないように1日3試合の開催となる。
 ちなみに、アジア1位が最初の2試合を戦うファンガレイのノースランドイベントセンターは、2011年のワールドカップ(男子)で日本代表がトンガ代表と戦った場所だ。

 準々決勝に進出できるのは、各プール(3プール)の上位2チーム(計6チーム)と3位に終わったチームの中から最も得点の多かった2チームの計8チーム。
 女子15人制日本代表もまずは8強入りを果たし、2019年ワールドカップで躍進した男子日本代表のように世界を驚かすパフォーマンスを見せたい。

◆ラグビーワールドカップ2021 組分け
【プールA】
ニュージーランド、オーストラリア、ウエールズ、世界最終予選優勝チーム
【プールB】
カナダ、アメリカ、ヨーロッパ予選1位、アジア予選1位
【プールC】
イングランド、フランス、南アフリカ、フィジー

◆ラグビーワールドカップ2021主な試合日程
10月8日(土) 開幕(3試合/オークランド・イーデンパーク)
10月9日(日) アジア1 vs カナダ(ファンガレイ/15:15)
10月15日(土) アメリカ vs アジア1(ファンガレイ/17:30)
10月23日(日) アジア1 vs 欧州1(オークランド・ワイタケレスタジアム/12:45)
10月29日(土) 準々決勝2試合(ファンガレイ)
10月30日(日) 準々決勝2試合(オークランド/ワイタケレスタジアム)
11月5日(土) 準決勝2試合(オークランド/イーデンパーク)
11月12日(土) 3位決定戦、決勝(オークランド/イーデンパーク)

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