国内 2021.04.03
サントリーがクボタとの全勝対決制す! トヨタ5勝目、NTTコム連勝、ヤマハは連敗止める。

サントリーがクボタとの全勝対決制す! トヨタ5勝目、NTTコム連勝、ヤマハは連敗止める。

[ 編集部 ]
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何度もゲインを切ったヤマハのNO8クワッガ・スミス(撮影:平本芳臣)

 そして、大阪・万博記念競技場ではヤマハ発動機とNTTドコモが対戦し、33-21でヤマハが勝利。 

 ヤマハは序盤からテンポよく攻め込み、LOヘル ウヴェのトライで先制すると、12分にはFWを使って前に進んだあと、SO清原祥が絶妙のキックでボールを転がし、反応したWTBシオネ・トゥイプロトゥがそれを確保してタックラーを振り切り、5点を追加した。14分にはFB五郎丸歩の突破からチャンスとなり、CTB石塚弘章がフィニッシュ。37分にはモールでゴールに迫ったあと、PR伊藤平一郎がパワーでインゴールにねじ込み、26-7で折り返した。

 46分(後半6分)には、連続攻撃でゴールに迫ったヤマハに対し、ドコモのFBマカゾレ・マピンピが故意の反則(インテンショナルノックオン)をしてしまい、新井卓也レフリーはペナルティトライを宣告した。33-7。

 26点差をつけられ、マピンピがイエローカードをもらい、苦しくなったドコモ。しかし、ニュージーランドから来日して今季ここまで快進撃をけん引してきたSHのTJ・ペレナラが48分にCTBサミソ二・トゥアのトライを演出すると、51分には身長2メートル、体重123キロある主将のLOローレンス・エラスマスが自陣中盤から抜けてキック&チェイスで会場を沸かせ、相手にプレッシャーをかけてボールを奪い返し、そのまま走り切ってフィニッシュ。ファンの大きな拍手を浴びた。コンバージョン連続成功で12点差に詰めた。

 しかし、流れを変えたドコモはその後も何度か敵陣深くに攻め込んだものの、ヤマハが踏ん張り、33-21でノーサイドとなった。

 ヤマハはこれで3勝3敗(総勝点15)。ドコモは4勝2敗(総勝点16)となったが、ヤマハにボーナスポイントを許さず、ホワイトカンファレンスの3位をキープした。


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