東京五輪見据えるセブンズ日本代表候補が1年ぶりに国際大会参加 ドバイ遠征へ
東京オリンピックを大きな目標とする7人制ラグビー(セブンズ)日本代表候補選手たちが、約1年ぶりに国際大会で力を試せることになった。日本ラグビー協会によれば、男子、女子の日本代表候補は3月25日から4月10日にかけてドバイ遠征を実施。4月の2~3日、8~9日に開催される「エミレーツ・インビテーショナル・セブンズ」に“JAPAN SELECT”のチーム名で出場する。
新型コロナウイルスの影響でワールドラグビーセブンズシリーズが中断したまま再開されず、今年夏に開催予定の東京オリンピックへ向けて実戦の場がなくなり準備が心配されたが、男子は2020年3月のカナダ・バンクーバー大会以来、女子は同年2月におこなわれたオーストラリア・シドニー大会以来の国際試合出場となる。
この度ドバイで開催されるエミレーツ・インビテーショナル・セブンズには、日本のほか、東京オリンピック出場を決めているカナダ(男・女)、ケニア(男・女)、アルゼンチン(男子)、アメリカ(女子)、ブラジル(女子)も参加し、6月の最終予選を控えているフランス(男・女)、ウガンダ(男子)、チリ(男子)もドバイで貴重な実戦経験を積む。
ドバイ遠征に参加するセブンズ日本代表候補メンバーは以下のとおり。
<男子セブンズ日本代表候補 ドバイ遠征参加メンバー>
石田吉平(明治大学)
加納遼大(明治安田生命ホーリーズ)
合谷和弘(日本ラグビー協会/クボタスピアーズ)
坂井克行(豊田自動織機シャトルズ)
副島亀里ララボウ ラティアナラ(コカ・コーラレッドスパークス)
トゥキリ ロテ(日本ラグビー協会/近鉄ライナーズ)
中川和真(キヤノンイーグルス)
野口宜裕(セコムラガッツ)
羽野一志(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)
林大成(日本ラグビー協会)
彦坂匡克(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
ヘンリー ブラッキン(日本ラグビー協会/NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)
ボーク コリン雷神(日本ラグビー協会/リコーブラックラムズ)
松井千士(日本ラグビー協会/キヤノンイーグルス)
本村直樹(ホンダヒート)
<女子セブンズ日本代表候補 ドバイ遠征参加メンバー>
大黒田裕芽(名古屋レディース)
大谷芽生(立正大学ラグビー部/ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
香川メレ優愛ハヴィリ(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
梶木真凛(自衛隊体育学校)
小出深冬(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
清水麻有(日本体育大学ラグビー部女子)
鈴木彩夏(YOKOHAMA TKM)
堤ほの花(日本体育大学ラグビー部女子)
永田花菜(日本体育大学ラグビー部女子)
中村知春(ナナイロ プリズム福岡)
原わか花(東京山九フェニックス)
平野優芽(日本体育大学ラグビー部女子)
弘津悠(ナナイロ プリズム福岡)
松田凜日(日本体育大学ラグビー部女子)
藪内あゆみ(ながとブルーエンジェルス)
山中美緒(名古屋レディース)