国内
2021.03.19
3.25、選抜キックオフ。近畿王者の常翔学園、大阪桐蔭、東海大仰星に注目。本命は東福岡か。連覇狙う桐蔭学園の現在地は。【J SPORTSで全試合LIVE配信】
桐蔭学園は1回戦で高鍋と対戦、勝てば、京都成章と札幌山の手の勝者と戦う。京都成章と当たれば、前回花園決勝の再戦だ。桐蔭学園は神奈川県大会、関東大会が中止となり、ぶっつけ本番で全国へ踏み出すことになった。藤原監督は、高鍋のしつこいタックルや、京都成章の全国決勝の経験値を高く評価していて、「うちは、本当に危ないと思う」と危機感を強めている。
「昨年のように、現段階で軸となる選手がいるわけではないから。試合を重ねながら力をつけていきたいところなので、ここからですね」(藤原監督)
昨年の各校は、ほぼ全国的に春、夏の試合経験を失った(感染拡大状況のため)。一方で、体づくり、動きづくりなど、例年のスケジュールではできなかった取り組みを積極的に生かしたチームが上位に入った。こうした経験を、今年、どんなふうに循環させるのか。当たり前だったこれまでのルーティーンを見直し、強化を捉え直したアプローチが見られるのか。各校それぞれの文化や哲学が試される。2021年シーズンの高校ラグビーにはそんな見どころもある。
スタートラインに並んだ、各地の強豪たち。号砲は3.25。
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