国内 2021.02.21

サントリーが三菱重工相模原を圧倒 注目の大物バレットはトライも記録

[ 編集部 ]
サントリーが三菱重工相模原を圧倒 注目の大物バレットはトライも記録
ランでも魅せたサントリー新戦力のボーデン・バレット(撮影:松本かおり)


 3季ぶりのトップリーグ制覇を目指すサントリーサンゴリアスが、2021年大会の初戦で三菱重工相模原ダイナボアーズを圧倒した。2月21日に神奈川・相模原ギオンスタジアムで対戦し、75-7と大勝。

 サントリーは開始2分も経たぬ間に、日本代表CTBでもあるキャプテンの中村亮土がランでチャンスメイクし、オーストラリア代表33キャップのCTBサム・ケレビが先制した。5分にはニュージーランドから来た注目のスーパースター、SOボーデン・バレットが切り込み、中村へオフロードでつなぎ、SH流大にボールは渡って連続トライとなった。

 その後、三菱重工相模原のCTBマイケル・リトルが力強い走りと個人技でトライを奪い返したが、リスタートのキックオフボールを確保したサントリーがまたも攻め込み、ニュージーランド出身のWTBテビタ・リーが左外を駆け上がって流れを引き戻した。

 将来の日本代表入りへ意欲を持つ25歳のリーは、28分にも軽快なステップとスピードを披露。33分にも緩急をつけた鮮やかな走りでゴールに持ち込み、後半も躍動して計5トライの活躍。

 ハーフタイム前には、敵陣深くに入っていたサントリーがスクラムから攻め、ゴールに迫り、SH流から飛ばしパスをもらったSOバレットが突っ込み、初トライを挙げている。後半には、背番号14をつけた新人の中野将伍もデビュー戦トライを記録した。

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