国内 2021.02.15

伊東真吾新監督が率いる秋田工、ライバル育英を破って全国へ。全国選抜へ、東北代表3校決まる。

伊東真吾新監督が率いる秋田工、ライバル育英を破って全国へ。全国選抜へ、東北代表3校決まる。
後半28分に勝利を決定づけるトライ&ゴールを決めた秋田工。笑顔が弾ける(撮影:福島宏治)

 2月13日、宮城県・女川町町民第2多目的運動場で東北高校大会の決勝、3位決定戦がおこなわれ、全国高校選抜大会に出場する東北代表・3校が決定した。

◆冬の全国大会では史上最多の優勝15回を誇る秋田工。ジャージーも新たに全国選抜へ

 決勝では秋田工(秋田)が28-19で仙台育英(宮城)を倒し、優勝。3位決定戦は、黒沢尻北(岩手)が17−12で青森山田(青森)を破った。選抜には秋田工、仙台育英、黒沢尻北が出場する。

 秋田工は、東北新人2年ぶり16度目の優勝。昨年、今大会連覇を4で止められた仙台育英を破るうれしい勝利だった。

 21-19と迫られた後半28分には、FWの圧力を生かしてSO桜庭侑大②がゴールラインを越え、試合を決定づけた。

 監督は、1月に就任したばかり(自身、同校監督は2度目)の伊東真吾氏。ポジティブにチームを評価した。

「試合はセットからのディフェンスなど、やろうとしたことはできていたし、相手の12番の留学生(CTBトマス・ダリエス・ルカ②)も止められたのはよかった。FWの近場もみんな頑張っていた。チームに関わって、1か月ほどしか経ってないので、まだ自分は何もできてません。この優勝は選手のがんばり。これから、食事面、体作り、練習での声出しまで、チームの文化を作っていき、ステップアップしたい」

黒沢尻北は6年ぶり3度目の全国選抜大会(撮影:福島宏治)

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