国内 2020.12.26

「サニックス ワールドラグビーユース交流大会2021 予選会」 無観客開催へ変更

[ 編集部 ]
「サニックス ワールドラグビーユース交流大会2021 予選会」 無観客開催へ変更
2019年のサニックスワールドラグビーユース交流大会(撮影:早浪章弘)


 1月1日~5日に福岡県・グローバルアリーナで開催予定の「サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2021 予選会」は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、無観客でおこなわれることになった。

 大会を主催する一般財団法人サニックススポーツ振興財団によれば、当初は有観客での開催を目指していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、安心・安全な大会の開催を最優先と考え、無観客で実施することを決定したという。主催者は次のようにコメントを発表した。

「コロナ禍の中でも参加者、来場者、運営関係者の感染・拡大をさせずに実施することが、ラグビー界、延いてはスポーツ界の活性に繋がると信じ、目標としていましたが、高校生ラグビープレーヤーが不安なくプレーできる安心・安全な大会の開催を最優先と考え、本大会を無観客で実施することを決定しました。開催間近の苦しい決断であり、観戦を楽しみにされ準備されていた皆様には、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。安心・安全な大会の開催に注力し実施致します」

 なお、参加辞退を強いられるチームが出ており、フォーマットも変更となっている。
 参加するのは天理高校(奈良)、大阪産業大学附属高校(大阪)、國學院大學久我山高校(東京)、名古屋高校(愛知)、関東学院六浦高校(神奈川)、大阪桐蔭高校(大阪)。
 以上6校が2組に分かれて各プール総当たり戦をおこない、最終日にプールステージの同順位チーム同士で対戦する。
 優勝校は、「サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2021」(4月28日~5月5日開催予定)の出場権を獲得する。

■プールA:天理、大産大附、國學院久我山
■プールB:名古屋、関東学院六浦、大阪桐蔭

※ 12月25日発売のラグビーマガジン2月号には、以前のトーナメント形式の組み合わせを掲載しており、無観客の記載もありませんでしたが、こちらの内容に変更となりました。

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