国内 2020.12.17

第100回まであと10日! 決勝再現①第90回・桐蔭学園31-31東福岡

22年ぶりの両校優勝。連覇の東福岡は3度目のV。桐蔭学園は初優勝

第100回まであと10日! 決勝再現①第90回・桐蔭学園31-31東福岡
2019年の日本開催が決まっているワールドカップで主力となる年代。優勝を分け合った両校に可能性を秘めた選手が多い(撮影:早浪章弘)
圧巻の展開力と驚異的な追走

 2011年1月8日。第90回を記念して例年よりも4校多い史上最多の55校が参加した大会は、前年度決勝戦の再現だった。東福岡にはCTB布巻峻介、FB藤田慶和、桐蔭学園高にWTB竹中祥、FB松島幸太朗と、超高校級の好ランナーたちがそろい、試合を決めてきた。実力も接近して、紙一重の攻防になることはお互い分かっていた。

◆2011年1月の第90回大会決勝(東福岡31-31桐蔭学園)。激しい接点の攻防にも一歩も引かなかった松島幸太朗(現クレルモン・オーヴェルニュ)

 前半は桐蔭が支配。キックよりもボールをつないで敵陣を目指すのが桐蔭。意図的に両エースを走らせるためのスペース作りに長けるSO小倉順平が素早い判断で動かす。WTB竹中が連続トライを奪い、19―5とリードを広げた。東福岡がモールからトライを返し、24―10として前半を終えた。桐蔭は春の選抜大会で、前半15―0から、後半に25失点して逆転負けを喫していた。桐蔭・藤原秀之監督は常々、「ヒガシ相手に3トライ差では厳しい」と話していた。後半開始直後、31―10と21点差に広げた。

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