海外 2020.11.22

スーパーラグビー南ア大会を制したのはブルズ 10年ぶりにタイトル獲得

[ 編集部 ]
スーパーラグビー南ア大会を制したのはブルズ 10年ぶりにタイトル獲得
スーパーラグビー アンロックトで優勝したブルズ。トロフィーを持つのはフェルミューレン主将 (C)Getty Images


 南アフリカの7チームが参加して約1か月半にわたって開催されてきた「スーパーラグビー アンロックト」は、11月21日に最終節を迎え、ブルズが5勝1敗(総勝点23)で優勝した。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、5か国(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン、日本)の15チームによって争われるはずだった国際リーグのスーパーラグビーは3月中旬に中断して再開できず、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカでは代替として国内大会を実施。
 他国のライバルたちと戦えなかったのは残念だが、ブルズは10年ぶり4回目のスーパーラグビータイトル獲得となった。

 南ア大会の「スーパーラグビー アンロックト」は、2位のストーマーズと3位のシャークスにも優勝の可能性があったが、最終節に予定されていたこの2チームの直接対決は、シャークスの複数のタイトヘッドプロップが新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、中止に。引き分け扱いとなってストーマーズとシャークスには2ポイントずつ与えられ、ブルズは最終戦を前に総勝点19で並ばれたものの、得失点差で優位だったため、43点差以上の大敗をしなければ優勝という条件のなか、地元プレトリアのロフタス・ヴァースフェルドでおこなわれたピューマズ戦を21-5で勝って締めくくり、栄冠に輝いた。

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