海外 2020.11.13

来季スーパーラグビーは楽しみ2倍 NZと豪州のチーム対戦するトランス-タスマン大会も開催

[ 編集部 ]
来季スーパーラグビーは楽しみ2倍 NZと豪州のチーム対戦するトランス-タスマン大会も開催
NZと豪州はクラブ間もよきライバル関係。写真はクルセイダーズ(赤)とレッズ(Photo: Getty Images)


 ニュージーランドとオーストラリアの両ラグビー協会は11月13日、来年のスーパーラグビーでそれぞれ国内大会を実施したあと、タスマン海を挟んだ両国のチームが対戦するトランス-タスマン大会を実施すると発表した。

 2021年、オーストラリア国内大会のスーパーラグビーAUは2月19日にキックオフ、ニュージーランドのスーパーラグビー・アオテアロアは2月26日開幕で、どちらも5月8日がプレーオフ決勝となっている。

 スーパーラグビー・トランス-タスマンは5月14日から始まり、5週間の日程でクロスオーバーマッチを実施。ニュージーランドの5チーム(ブルーズ、チーフス、ハリケーンズ、クルセイダーズ、ハイランダーズ)がオーストラリアの5チーム(レッズ、ワラターズ、ブランビーズ、レベルズ、フォース)と対戦する。そして、総合順位の上位2チームが6月19日の決勝で初代トランス-タスマン王座をかけて戦う(決勝は同じ国同士のダービーマッチになる可能性もある)。

 各試合の日付と場所はまだ確定していないが、すべてのチームがホームとアウェイでそれぞれ2試合ずつおこない、5月28、29日の第3節は「スーパーラウンド」と銘打ってすべての試合が一か所でその週末に開催される予定。

 なお、来季のハイランダーズには日本代表FWの姫野和樹が加入することが決まっており、姫野はスーパーラグビー・アオテアロアだけでなくトランス-タスマン大会にも挑戦することになる。

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