国内 2020.10.12

法大33-12大東大。法大は5連続トライで今季1勝目

[ 多羅正崇 ]
法大33-12大東大。法大は5連続トライで今季1勝目
大東大CTBペニエリ・ジュニア・ラトゥは190センチの102キロ。法大ディフェンスは好守を見せた(撮影:井出秀人)

 関東大学リーグ戦1部は第2週を迎え、流通経済大学龍ヶ崎キャンパス第2ラグビー場では10月11日、ともに開幕黒星スタートだった大東文化大学、法政大学が対戦。法政大が5連続トライで主導権を握り、33-12で今季初勝利を手にした。

 先制トライは前半4分、法大が敵陣でFWにこだわりPR稲田壮一郎が押さえた。ここから法大はFW戦やスペシャルサイン、インターセプトなど多彩に4連続トライを奪い、ハーフタイムをまたぎ後半30分過ぎまで33-0(5連続トライ)と大量リードを手にした。

 大東大はラインアウトでのノットストレート、オフロードパスの連携ミス、法大の堅守などでリズムに乗れなかった。大東大のこの日の初得点は後半32分、WTB朝倉健裕が防御を切り裂いてトライ。後半40分にもWTB鎌田進太郎がフィニッシュしたが、最後のゴール前のチャンスもミスで逸機。要所で攻撃権を失い、今季2敗目を喫した。

【筆者プロフィール】多羅正崇(  )
1980年生まれ。神奈川県出身。法政二高、法政大学でラグビー部に所属。大学卒業後にテレビ・ラジオの放送作家としてバラエティ番組の制作に携わる。現在はスポーツジャーナリストとして主にラグビー記事・コラムを『ラグビーマガジン』『JSPORTS』「Number』等に寄稿。エッセイストとしても活動し、ラグビー漫画『インビンシブル』(講談社)の単行本巻末コラムを担当した。

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