各国代表 2020.10.11

NZボーデン・バレットが負傷で豪州との第1戦欠場 代役15番はマッケンジー

[ 編集部 ]
NZボーデン・バレットが負傷で豪州との第1戦欠場 代役15番はマッケンジー
キャプテンズランでストレッチをするボーデン・バレット(Photo: Getty Images)


 オーストラリア代表とのブレディスローカップ第1戦(10月11日/NZ・ウェリントン)にフルバックで先発予定だったニュージーランド代表のボーデン・バレットが、アキレス腱を痛め同試合を欠場することになった。

 代わりにダミアン・マッケンジーが背番号15をつける。右膝の前十字靭帯断裂で昨年のワールドカップ出場を逃していたマッケンジーにとっては2年ぶりのテストマッチ(国代表試合)出場となる。

 現地メディアの『NZヘラルド』によれば、スタンドオフのリッチー・モウンガとともにプレーメイキング役を担うはずだったボーデン・バレットは、金曜日のトレーニング中にアキレス腱を負傷。しかし、軽いランニングとキックはできている様子で、イアン・フォスター ヘッドコーチは「それほど悪くはないが、大事をとった」とコメントしており、10月18日にオークランドでおこなわれる第2戦までには回復する可能性がある。

 フルバックには、ルーキーのウィル・ジョーダンも候補のひとりと考えられ、ジョーディー・バレットを右ウイングから最後尾に切り替えるオプションもあったが、指揮官はマッケンジーについて「彼は質の高い15番で、準備ができている。他のメンバーへの混乱は少ないはずだ」と信頼している。マッケンジーはスタンドオフもカバーできる。

 伝統のライバル対決は現地時間16時(日本時間12時)にキックオフ。

「任せたよ!」。試合前日、ボーデン・バレット(中央右)に肩をもまれるダミアン・マッケンジー。
左はリッチー・モウンガ、右はジョーディー・バレット(Photo: Getty Images)

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