国内
2020.08.24
レイドローから学ぶ!「今、僕たちができること」
~東大・一橋大、2020シーズンキックオフ特別セッション・01~
「毎日の練習、そして毎週の試合に、どれだけベストの状態で挑めるかをモットーにしています。(僕は)誰も見ていないところで何時間も何時間も努力、練習を重ねてきた。だから(特にキックに関しては)、どんなプレッシャーでも蹴らなければいけない場面では、集中力を切らさず、周りのプレッシャーをすべてシャットアウトして、いいメンタルでキックを蹴れる。自分のキックの成功率、精度には誇りを持っています。
練習試合とテストマッチを同じモチベーションで臨むのは難しいことですが、そうしたプレーする機会をテストマッチと同じ感覚で臨めるかどうかが、トップになれるかなれないかの差だと思います」
一方、順風満帆に見えるラグビー人生の中でも、ラグビーが嫌いになったことがある。
「スコットランド代表に選ばれてすぐはレベルの高さに着いていけず、嫌いになりました。でもそうした敗北感を味わったときは、いったんラグビーから離れて、違った視点で自分を見ることが大切です。自分にとって何が一番重要なのか、ラグビーをする意味は何なのか、人としてどう見られたいのか、をじっくり考えてからラグビーに戻ることが重要です」
(つづく)