海外 2020.08.15

スーパーラグビーAUはプレーオフ進出争い混戦模様 レッズ連敗止め2位に浮上

[ 編集部 ]
スーパーラグビーAUはプレーオフ進出争い混戦模様 レッズ連敗止め2位に浮上
終盤、次々とタックラーを振り切りトライを決めたレッズのハミッシュ・スチュワート(Photo: Getty Images)


 オーストラリアで開催されている「スーパーラグビーAU」は、8月15日までにリーグ戦の7節(全10節中)が終了し、上位3チームが圏内となるプレーオフ進出をかけた争いは混戦模様となってきた。

 首位のブランビーズは試合がなく、4勝1敗で勝点18のまま。
 そのブランビーズに先週初黒星をつけたレベルズは、15日にブリスベンでおこなわれたレッズ戦に3-19で敗れ、3勝1分2敗(勝点14)となり、2位から4位に転落した。
 一方、連敗を2で止めたレッズは、ボーナスポイントも獲得して勝点を16に伸ばし(3勝1分2敗)、2ランクアップで2位に浮上している。レベルズ戦では、昨年のワールドカップにも出場した20歳のWTBジョーダン・ペタイアや、22歳の成長株であるCTBハミッシュ・スチュワート、ユーティリティBKのジョック・キャンベルらが好走し、3トライ。堅守と相手のエラーもあり失点を最少の3点に抑え、貴重なボーナスポイントを獲得した。

フォース戦でワラターズの仲間にパスをするジャック・マドックス(Photo: Getty Images)

 ワラターズはプレーオフ進出圏内の3位をキープ。
 今大会の前半はなかなか波に乗れなかったワラターズだが、第6節のレッズ戦で攻撃力が爆発し連敗を止めると、8月14日にゴールドコーストでおこなわれた第7節のウェスタン・フォース戦ではFBジャック・マドックスらが躍動し、28-8で3勝目を挙げている(3勝3敗、勝点15)。
 フォースは開幕から5連敗(勝点2)。初勝利を目指しチャレンジできるのはあと3試合だ。

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