ワールドカップ 2020.07.15
RWC2019はボランティアも成功。ボランティア全体への意欲も上昇

RWC2019はボランティアも成功。ボランティア全体への意欲も上昇

 また、調査結果を見渡すと「非常にあてはまる」の回答割合が大きく伸びた項目には、

●「今後ラグビー日本代表を応援する意思がある」

(17.4ポイント:52.9%→70.3%)

●「今後ラグビー日本代表に関わるボランティアをしたい」

(17.2ポイント:24.1%→41.3%)

●「私はラグビー日本代表試合をテレビ、インターネット等で観戦したい」

(15.6ポイント:48.2%→63.8%)

などが挙がった。

 ボランティア活動への意欲の高まりも、社会的な影響としては見逃せない項目だ。RWC2019での活動を通して、スポーツボランティア活動の継続希望者は9割を超えた。さらに「今後もスポーツボランティアを行いたいか」の問いに対しては

●「ぜひ行いたい」大会前 49.3%→後 55.4%
●「できれば行いたい」 大会前 44.5%→後 39.1%

 となっており、ラグビーワールドカップのボランティア活動を通じて、スポーツに関わるボランティアの意欲が向上したことがうかがえる。特に「ぜひ行いたい」の割合が6%以上、上がっているのに注目させられる。

■研究担当者コメント
 調査結果と大会ボランティアに関わるストーリーをまとめたレポートから、ラグビーワールドカップが、国際スポーツ大会のボランティアの成功例であることがわかる。様々な成功要因があげられるが、長野オリンピック・パラリンピック(1998)や2002FIFAワールドカップなどの大規模大会、Jリーグクラブのホームゲーム、東京マラソンに代表される大規模市民マラソンなどを重ねて、わが国のスポーツイベントのボランティアが成熟してきたという歴史を忘れてはならない。
 大会で活躍したボランティア一人ひとりはもとより、大会におけるボランティア運営のノウハウやその背景にある精神を今後のスポーツ推進につなげることが、ラグビーワールドカップのレガシーといえる。来年夏の東京オリンピック・パラリンピックには、このレガシーを活かし、スポーツボランティアをさらに発展させることを期待したい。

詳細は、公式リリースへ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000060227.html

活動後の感想

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