コラム 2020.05.12

ラグビー金言【9】憧れられる存在になろう。

[ 編集部 ]
ラグビー金言【9】憧れられる存在になろう。
現在、ラグビーの枠を超えて活躍中の廣瀬俊朗さん。(撮影/松本かおり)



 2012年、日本代表がエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ体制となって動き出す時に主将となったのが、のちにドラマ『ノーサイド・ゲーム』に出演するなど、現在、広く活躍する廣瀬俊朗さんだった。

 2季に渡りジャパンの先頭に立った。 
 2015年、ワールドカップのメンバーにも選ばれた。試合出場は成らなかったがチームを支えた。
 ラグビーマガジンはその廣瀬さんに何度も取材を重ねてきた。2019年のワールドカップ前に誌面に登場してもったときの言葉が、下記だった。

【廣瀬俊朗さんの金言】

「憧れられる存在になろう。4年前(2015年)、イングランドでのワールドカップで、日本代表は南アフリカに勝ちました。その日本代表が、最初に掲げた目的がそれでした」

「子どもたちがラグビーをやりたくなるようなプレーをしよう。お父さん、お母さんが、子どもにラグビーをやらせたいと思うような試合をやろう。なんのために勝つのか、なんのために戦うのか。それが、僕らの大義でした」

「南アフリカに勝つ。そんなことができたのは、しっかり準備をしたからです。そして、みんなチームが好きだったから。チームが好き、仲間が好きでないと、ハードワークはできない。目的も達成できない。本当にいい仲間たちでした」

「2015年大会への道が始まった時、国歌をしっかり歌おうと決め、普段から、外国人選手たちと練習をしました。みんなで力を合わせる。そんなことを普段から繰り返し、いい仲間たちになった。キャプテンだけでなく、いろんな人が自ら動いて、絆は太くなっていった」

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