国内
2020.02.22
優勝争いのキーマンは東芝FLラベマイ。神戸に挑む [あすTL6節]
日本代表がベスト4以上に挑む2023年ワールドカップへの期待も高まるラベマイだが、「去年のワールドカップはテレビで見ていて、あのレベルでやりたいと思った。でも、いま大事なのは自分ができることをしっかりやること。いま東芝で頑張ることが、日本代表でも頑張れることになると思う」と目の前の1戦1戦に集中する。神戸製鋼については「ダン・カーター、レタリックとか子供のころからテレビで見ていた選手と一緒にプレーできるのはうれしい。相手はコンタクトの強い選手が多い。自分も強いのでワン・オン・ワンで頑張ります」と自信を見せる。流経大から入団2年目で、神戸製鋼で大ブレークする同胞、NO8タウムア・ナエアタとのフィジカルバトルに注目だ。
前節までの総得点で神戸製鋼が261、東芝は169、トライ数でも38、26など多くのスタッツで昨季王者が上回る。前節で1敗を喫した東芝だが、好調のパナソニックに個人技からトライを許しながらも、残り10分までは互角の展開をみせた。復活の鼓動を高める中で、課題に浮上すタックル成功率78・2%が示す防御力の向上が次戦のカギを握るはずだ。(吉田 宏)