国内
2020.02.16
クボタが4連勝で4位に浮上! 三菱重工相模原は悲願の初勝利
三菱重工相模原は地元の神奈川・相模原ギオンスタジアムでファンと歓喜した。12季前、2007-2008シーズンにトップリーグで戦ったときは全敗に終わっていたため、今回が国内最高峰リーグでの初勝利となった。
先制したのは、同じく開幕から4連敗と苦しんでいたNECだった。前半13分、SH吉川浩貴がダミーモーションからラックサイドのギャップを抜けてゴールに持ち込んだ。
対する三菱重工相模原は17分、CTBマイケル・リトルが軽快なフットワークから防御網を破りトライ。30分にはCTBマット・ヴァエガがインターセプトから約80メートル走り切り、勝ち越した。
だがNECの背番号13も負けてはおらず、37分、スクラムからのアタックでボールをもらったマリティノ・ネマニがハーフウェイ中央から抜け、ダイナミックに走り切り、14-14で前半を終えた。
後半はしばらくスコアは動かなかったが、61分(後半21分)、三菱重工相模原がゴール前5メートルのスクラムから押し込み、ボールをピックアップしたNO8ヘイデン・ベッドウェルカーティスが強引にインゴールにねじ込み、勝ち越した。
7点を追うNECはフルタイムを報せるホーンが鳴ったあと、敵陣深くのスクラムから攻めようとしたが、NO8のポジションにいたサム・ヘンウッドがボールを持ち出そうとして落球し、直後、試合終了の笛が鳴った。
これで、三菱重工相模原は1勝4敗(勝点5)。NECは全16チーム中、唯一勝利なしの5連敗(勝点2)となった。
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