海外 2020.02.14

「エキサイティングな試合に」。チーフスSHウェバー主将、覚悟を決める。

[ 編集部 ]
「エキサイティングな試合に」。チーフスSHウェバー主将、覚悟を決める。
ゲーム主将のSHブラッド・ウェバー。攻撃力が高い。(撮影/松本かおり)



 今季開幕からチーム3戦目にして初先発。ゲームキャプテンを務めるSHブラッド・ウェバーは「エキサイティングな試合になる」と予言した。
 2月15日に秩父宮ラグビー場でサンウルブズと戦うチーフスは、前日の14日、午後2時過ぎから秩父宮ラグビー場でキャプテンズランをおこなった。
 昨年の対戦では、アウェー戦にサンウルブズが勝った(30-15)。今季2戦全勝のチーフスは、3連勝にして昨季の悔しさも晴らしたい。

 ウェバー主将は、昨年のそのゲームに出場し、唇を噛んだひとりだ。オールブラックスとして5キャップを持つ実力の持ち主も、敗戦から学ぶことは多かった。
「あの試合、サンウルブズはひとつにまとまっていた。相手がエンジンをかけた状態になれば、簡単には止められない。良いコーチングを受け、ハードなプレーをしてくることは昨年経験済み。常に全力で戦うということには変わりはないが、特に気持ちを入れて戦いたい。そういう意味でも、明日はエキサイティングな試合になるよ」

 チームは本来のキャプテンであるFLサム・ケイン、CTBアントン・レイナートブラウンというふたりのオールブラックスのほか、SOアーロン・クルーデンも今回の日本ツアーには参加していない。
 正司令塔を欠くことについてウェバーは、「ゲームマネージメントについて少し苦労するところがあるかもしれないが、クルーデンの代わりを務めるのは誰であっても難しいこと。そこは、若い選手の努力でカバーできると考えているし、明日22番に入ったティアーン・ファルコンにとってはエキサイティングなチャンスになる」と気に留めなかった。

 FLラクラン・ボーシェーやLOマイケル・アラダイスなど、強みのFWには実力者が顔を揃える。
 また、スーパーラグビー登場は4季ぶりとなるアダム・トムソンが6番で出場する(2011年W杯NZ代表優勝メンバー)。トムソンはNECに所属していた2017年に脊椎感染症で約2か月入院するなど、病に苦しんだどん底からの復帰だ。
 ウェバー主将はそのベテランについて、「憧れであり、尊敬できるキャリアを持つ選手と一緒にプレーできて嬉しい。チームに足りないものを補充してくれる存在で、その経験値はチームにとって価値のあるものだと思う」と話した。

 昨シーズン途中に右膝前十字靭帯を断裂したFBダミアン・マッケンジーも先週のクルセイダーズ戦で復帰し、勝利に貢献した。
 サンウルブズも2月1日の開幕戦(対レベルズ)で勝利を挙げ、チーム内にエナジーが生まれている。ウェバーが言うように、エキサイティングな試合となる可能性は高い。

好ランナーのFBダミアン・マッケンジー。才能全開なら危険度が増す。(撮影/松本かおり)
FLに入るアダム・トムソン。久々の舞台に燃える。(撮影/松本かおり)

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