その他 2020.02.03

早大・岸岡智樹登場。2月の「藤島大の楕円球にみる夢」は本日(3日)放送

[ 編集部 ]
早大・岸岡智樹登場。2月の「藤島大の楕円球にみる夢」は本日(3日)放送
いつも、知りたいことを、わかりやすく、詳しく話す岸岡智樹(左)


 ラジオNIKKEI「藤島大の楕円球にみる夢」2月のゲストは、全国大学選手権で優勝した早稲田大学のSO岸岡智樹だ。2月3日(月)、午後6時15分からラジオNIKKEI第1で放送される。

 全国大学選手権の決勝は1月11日、新装の国立競技場で行われ、早稲田大学が45-35で明治大学を破った。11季ぶり、最多16度目の優勝を果たした。
 5万7345人の観客が埋めた新しい国立競技場でおこなわれた初のラグビー公式戦。試合後のスタジアムには早大ラグビー部の優勝歌『荒ぶる』が響きわたった。

 チームの司令塔であるスタンドオフ岸岡智樹。そしてSH斎藤直人主将、CTB中野将伍らが4年生として大学選手権では状況判断に優れたプレーで成長した姿を見せた。
 全勝対決となった12月1日の早明戦(関東大学対抗戦)では7-36でワセダが完敗していた。早大は前年、早明戦を制したものの大学選手権準決勝で明大に惜敗した。

 番組では、日本一をつかんだ激戦を振り返り、いまだから話せる舞台裏を語ってもらう。
 岸岡は「先制点が効いた」と、前半9分に斎藤が放ったPGによる3点を勝因にあげた。早大は前半に4トライを奪うなど31-0とリードし、後半は2連覇を狙う明大の追撃を振り切った。

 聞き手のスポーツライター藤島大氏は、かつて早大ラグビー部のコーチをした経験がある。「インゴール奥行き狭い新装の国立対策は」「先制トライにつなげたサインプレー」「前半24分にDGを2連続で狙ったワケ」「『荒ぶる』で泣き崩れた?」などの質問にも、岸岡は頭脳明晰に、出し惜しみすることなく話した。

 岸岡智樹(きしおか・ともき)。1997年9月22日生まれ、22歳。大阪・枚方市出身。小5から枚方ラグビースクールでラグビーを始める。
 東海大仰星高(現・東海大大阪仰星高)へ進み、高校3年時には、早大でともにする斎藤直人がいた桐蔭学園を破って全国制覇した。U20日本代表。大学卒業後はクボタスピアーズに入団する。173センチ、85キロ。

 早大では現主将のSH斎藤とともに1年時から公式戦に出場し、ゲームメイクを担当してきた。教育学部数学科に学び、SNSでラグビーの技術論や戦術の解説などを発信している。
 今季の早大はBK陣に優れた選手が揃い、大学日本一に輝いた。その道のりと優勝のよろこび、そして今後の目標を語る。

◆番組の聴き方
ラジオNIKKEIは、短波ラジオはもちろん、ラジコ(radiko)のサービスを利用して、PCやスマートフォンでも全国無料で放送を聴ける。放送後も1週間試聴できるタイムフリー機能がある。また、2月4日からポッドキャストでも特別版を配信予定(未放送音源も含む)。2月10日(月)同時刻からラジオNIKKEI第1で再放送される。


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