国内
2019.12.27
大分東明と青森山田、花園初出場で初勝利!
【キーワード】花園, 全国高校ラグビー大会
令和元年、全国高校ラグビー大会初出場となった大分東明(大分)と青森山田(青森)が、憧れの花園で初勝利を遂げた。
全国制覇をしたこともある名門・大分舞鶴の県大会連覇を33で止め、大舞台の切符を初めてつかんだ大分東明は、12月27日の1回戦で飯田(長野)と対戦し、35-0で快勝した。
大分東明は前半16分、NO8セコナイヤ・ブルがパワーで飯田のディフェンスを粉砕し、先制。23分には主将のSH若松納央が間隙を突いてスペースを作り、FB伊達壮次郎が追加点を奪った。ハーフタイム前には、CTBジョアペ・ナホの力走からWTB日隈太陽、FL春口暁とつなぎ、連続トライ。後半も、CTB戸高央太が好走、HO冨田大智もフィニッシャーとなり、初勝利に歓喜した。
大分東明は30日の2回戦で、Bシードの常翔学園(大阪第2)に挑む。
青森山田は1回戦で坂出第一(香川)と対戦し、29-0で勝利。
前半2分、CTBハニテリ・ヴァイレアが力強い走りでディフェンスを破り、インゴールに押さえて初トライを決めた。同じトンガ出身のNO8リサラ・フィナウもパワーで圧倒し、加点。15分にはFB今大輝が自陣10メートルライン手前から抜け、軽快なステップとスピードで走り切り、主導権を握った。
6年ぶり出場の坂出第一は懸命に食らいついたが、青森山田は後半19分にCTBヴァイレアが次々とタックラーをかわして約70メートル独走、チーム5トライ目で勝利を引き寄せた。
青森山田は2回戦で浦和(埼玉)と対戦する。