ワールドカップ 2019.10.24
【ラグビーW杯】南ア、成長の実感。準決勝控えどっしり

【ラグビーW杯】南ア、成長の実感。準決勝控えどっしり

[ 編集部 ]

「そうですね。初戦でもしNZを倒していたら、プール首位になって組み合わせは違っていた。アイルランド、イングランド…。そもそも、準々決勝で当たった日本に、我々が100%の自信を持って臨んだかというと、そうではないんですけれど。いずれにせよ、そこは、私たちのコントロールできることではありません。私たちは初戦で世界一のチームと戦い、集中力を欠いて敗れた。それだけです。チャンスを活かせなかった。ただ、その敗戦を通して改善してきた。さらに力をつけてきました」(エラスマス監督)

 日本戦で足首を痛めた小兵WTBのチェズリン・コルビは回復が思わしくない。対するウェールズは、キーマンのCTBジョナサン・デーヴィスがケガから復帰中の状況(ウェールズサイドによれば回復ぶりは週末に向けて順調)。

 エラスマス監督は、「チェズリンのケガは大きな痛手だ。けれど、チーム全体の質としては何ら問題はありません」。ウェールズとのBKのマッチアップを挙げて、「もしデーヴィスがいなければ、影響は大きいでしょうね」と敵方の状況に触れる余裕も。泰然としていた。

ディフェンス・コーチとしてチームの幹を形作るジャック・ナイナベル(中央)は、エラスマス監督とフリーステート大の同級生「彼の方が少し時間をかけて大学を出ましたが」(撮影:BBM)
ディフェンス・コーチとしてチームの幹を形作るジャック・ナイナベル(中央)は、エラスマス監督とフリーステート大の同級生「彼の方が少し時間をかけて大学を出ましたが」(左はCTBダミアン・デアレンディ、右はLOルード・デヤハー/撮影:BBM)

 

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