W杯準々決勝の対戦カード決定! 日本は南アと激突、3連覇狙うNZはアイルランドと
ラグビーワールドカップ2019日本大会は、10月13日をもってプールステージの全日程が終了し、ノックアウトステージに進む8チームが出そろい、準々決勝の対戦カードが決定した。
スコットランド代表との死闘を制し、プールA・4戦全勝で悲願のベスト8入りを決めた日本代表は、プールBを2位通過した南アフリカ代表と対戦することが決定。10月20日に東京スタジアムで激突する。4年前のイングランド大会で両チームは初対戦し、過去2度の優勝を誇る南ア代表“スプリングボックス”を日本が倒して世紀の番狂わせと呼ばれた因縁がある。今年9月のテストマッチでは南アが41-7で勝っているが、日本は今大会、多くの応援を味方につけて勢いがあるだけに、凄まじい戦いとなりそうだ。
前人未到のワールドカップ3連覇を狙うニュージーランド代表“オールブラックス”(プールB・1位)は、昨年の世界最優秀選手であるジョニー・セクストンが負傷から復活して上り調子のアイルランド代表(プールA・2位)と19日に東京スタジアムで対戦することが決まった。
アイルランドは3年前にアメリカのシカゴで打倒オールブラックスを初めて成し遂げ、昨年11月にも地元ダブリンで勝っており、こちらも熱戦が予想される。
4年前の大舞台で日本代表を指揮して歴史をつくった名将エディー・ジョーンズが率いるイングランド代表(プールC・1位)は、19日に大分スポーツ公園総合競技場で前回大会準優勝チームのオーストラリア代表(プールD・2位)とぶつかる。
そして、今年のヨーロッパ王者であるウェールズ代表(プールD・1位)は、通算成績50勝44敗3分とほぼ互角の戦いを繰り広げてきた同じヨーロッパ勢のフランス代表(プールC・2位)と20日に大分で激突する。この2チームが過去ワールドカップの舞台で対戦したのは2011年大会の準決勝で戦った1回だけで、そのときはフランスが9-8で熱闘を制している。
ウェブ・エリス・カップはどのチームが手にするか。
いよいよ、優勝争いのノックアウトステージが始まる。