ワールドカップ
2019.10.11
【ラグビーW杯 シーン動画】 豪州に初挑戦のジョージア、魂の200タックル! W杯を勇敢に戦い終える。
「レロス」という愛称を持つジョージア代表。徹底的に鍛えて自信をつけたスクラムは、優勝を狙っているゴールドジャージーの「ワラビーズ」を圧倒できなかったが、負けはしなかった。相手にボールを支配される時間が長く、80%を自陣で戦うこととなったものの、懸命の、魂のタックルを繰り返した。この試合、オーストラリアが46回タックルしたのに対し、ジョージアは201タックル。オーストラリアはボーナスポイントに必要な4トライを奪うのに79分必要とした。
FWのフィジカルが注目されるジョージアだが、エキサイティングなBKも少なくない。それはこの試合でも証明された。ワラビーズからトライを奪ったのだ。69分、SOラシャ・フマラゼが自陣からダミーモーションを使って抜け、WTBアレクサンデル・トドゥアにつないで疾走、歓喜となった。
この試合がジョージア代表として本当のラストと思われる英雄マムカ・ゴルゴゼらのスピリットを引き継ぎ、この日先発した20代前半のFLベカ・サギナゼ、NO8ベカ・ゴルガゼ、SHゲラ・アプラシッゼ、WTBギオルギ・クベセラゼなどが4年後、新たな歴史に挑むだろう。
ジョージアのラグビーワールドカップ2019日本大会は終わった。目標は達成できなかったかもしれないが、大きなものを得て、帰国する。彼らも、勇ましかった。
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