ワールドカップ 2019.09.29

【ラグビーW杯ハイライト動画】D組注目の一番制したのはウェールズ! 豪州、猛反撃届かず

[ 編集部 ]
【ラグビーW杯ハイライト動画】D組注目の一番制したのはウェールズ! 豪州、猛反撃届かず
インターセプトから独走するウェールズのSHガレス・デーヴィス(Photo: Getty Images)


 プールDの1位通過を争う強豪同士の激突を制したのは、今年のヨーロッパ王者であるウェールズ代表だった。9月29日に東京スタジアムで前回ワールドカップ準優勝チームのオーストラリア代表と激突し、29-25で競り勝った。
 ウェールズがワールドカップでオーストラリアに勝ったのは、1987年の第1回大会以来2度目。
 プールDの1位、2位はプールCの上位と準々決勝で対戦することになっており、D組暫定2位のオーストラリアはプールCで現在1位のイングランドと対戦する可能性が高まった。

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 ウェールズは開始1分も経たぬ間にSOダン・ビガーがドロップゴールを決め、オーストラリアの出鼻をくじいた。スクラムでオーストラリアに反則があり敵陣深くに入った12分には、アドバンテージをもらうとビガーがクロスキックを放ち、空中戦にCTBハドリー・パークスが競り勝ってトライを決めた。

 対するオーストラリアは、両FL、マイケル・フーパーとデイヴィッド・ポーコックがブレイクダウンでファイトし流れを変え、20分、CTBサム・ケレヴィの力走もあってゴールに迫ると、SOバーナード・フォーリーからのクロスキックボールをWTBアダム・アシュリークーパーが確保し5点を奪い返した。

 その後、ショットで2点差まで詰めたオーストラリアだが、反則が続いてウェールズに2本PGを許し、点差は拡大。リスタート直後にはSHウィル・ゲニアのパスを赤いジャージーの9番、ガレス・デーヴィスがインターセプトして60メートル走り切り、点差はさらに広がった。

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