スマイルスポーツ・アスリートインタビュー 姫野和樹 「ラグビーというスポーツの文化を日本に根付かせたい」
ラグビーワールドカップ2019日本大会が9月20日に開幕する。開催国として初のベスト8進出を狙う日本代表のキーマンとして期待がかかるのが姫野和樹選手。目前に迫ったワールドカップにかける意気込みをスポーツ情報マガジン「スマイルスポーツ」で語ってくれた。 ※取材は2019年6月23日に行いました
姫野和樹
――いよいよ日本開催のラグビーワールドカップが近づいてきました。今の率直な気持ちを教えてください。
「僕がラグビーを始めた頃は、まさか日本でワールドカップが開催されるなんて思ってもみなかったので、夢のようでもあります。そこで僕が成し遂げたいことは、ラグビーワールドカップを通して、日本にラグビーというスポーツを文化として根付かせたいということです。ラグビーワールドカップを通して、そして日本代表の結果を通して、たくさんの人にラグビーの素晴らしさを知ってもらいたい。それが一番の成し遂げたいことです」
――ご自身としてはどんなプレーを観せたい、または観てほしいですか?
「わかりやすい自分のプレーで言えば、ボールキャリー。ボールを持った時の僕の突進を観てもらいたいです。コンタクトというのはラグビーの魅力でもあるので、ラグビーを知らない方でもそういうところは楽しく観ることができるんじゃないかなと思います」
――では、ラグビーの一番の魅力はなんだと思いますか?
「いろいろありますが、一つはコンタクトの激しさが魅力だと思います。そしてもう一つは、ラグビーの精神です。「One for all, All for one」の精神だったり、規律を守ることであったり、対戦相手や仲間をリスペクトする精神が、ラグビーの魅力かなと思います。試合でも練習でも、あれだけ激しくグラウンドで相手とやり合っても、終わった後にはお互いに笑顔で称え合える。そういうスポーツはあまりないと思うので、ラグビーのそういった魅力も感じてほしいなと思います」
こちらのインタビューのほか、ラグビーとの出会いや、これまでの挫折とそれを乗り越えた経験、オンとオフのこだわりなど、姫野選手のカラー4ページにわたるインタビューは、9月1日に(公財)東京都スポーツ文化事業団が発行した『スマイルスポーツVol.79』に掲載されています。
姫野和樹(ひめの・かずき)
1994年7月27日生、愛知県出身。トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属。帝京大学時代は大学選手権8連覇に貢献。2017年11月のオーストラリア戦で代表デビューを飾ると、外国人選手に負けない突破力、ハードなタックルで一躍中心選手に。ポジションはNo8、フランカー。187cm、108kg。
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